イクシオン (小惑星)とは? わかりやすく解説

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イクシオン (小惑星)

(アイキオン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/04 00:33 UTC 版)

イクシオン
28978 Ixion
イクシオン(緑)、冥王星(赤)、
海王星(灰色)の軌道と、
2006年4月のイクシオンと冥王星の位置
仮符号・別名 2001 KX76
分類 太陽系外縁天体
軌道の種類 エッジワース・
カイパーベルト

冥王星族
発見
発見日 2001年5月22日
発見者 DES
軌道要素と性質
元期:2010年7月23日 (JD 2,455,400.5)
軌道長半径 (a) 39.578 AU
近日点距離 (q) 29.848 AU
遠日点距離 (Q) 49.308 AU
離心率 (e) 0.246
公転周期 (P) 248.99
平均角速度 0.003942 /
軌道傾斜角 (i) 19.64 度
近日点引数 (ω) 299.41 度
昇交点黄経 (Ω) 71.04 度
平均近点角 (M) 273.44 度
前回近日点通過 1821年頃
次回近日点通過 2070年頃
物理的性質
直径 822 km 未満
質量 ~5.8 ×1020 kg
平均密度 2.0? g/cm3
表面重力 ~0.2297? m/s2
脱出速度 ~0.4346? km/s
絶対等級 (H) 3.244
アルベド(反射能) 0.15
表面温度 ~44 K
色指数 (B-V) 1.03
色指数 (V-R) 0.61
Template (ノート 解説) ■Project

イクシオン[1] (28978 Ixion) は、将来的に準惑星冥王星型天体)に分類される可能性がある太陽系外縁天体の1つ。2001年5月22日に黄道深部サーベイ (Deep Ecliptic Survey) で発見された。

ギリシア神話に登場するイクシーオーンから名付けられた。

特徴

直径は 822 km 未満で、軌道長半径39.5天文単位の楕円軌道を描いている。公転周期は海王星と3:2の軌道共鳴関係にあり、冥王星族に分類される。

イクシオンの性質については、あまりよく分かっていない。分光分析によると、表面には炭素およびソリンと呼ばれる有色の共重合物が存在するようである。

出典

  1. ^ 全世界の観測成果 ver.2 (Excel)”. 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。

関連項目

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