よごし

デジタル大辞泉

よ‐ごし【夜越し】

読み方：よごし

１ 夜を越すこと。夜どおし。

「君がため—に摘める七草のなづなの花を見て忍びませ」〈散木集・一〉

２ 夜、山河などを越すこと。夜ごえ。

「わしは今夜は—に行く」〈浄・伊賀越〉

よごし【汚し】

読み方：よごし

１ よごすこと。また、よごれること。多く名詞の下に付けて用いる。「口—」「面(つら)—」

２ あえもの。「ごま—」

商品先物取引用語集

夜越し（よごし）

売買玉をその日に決済せず、翌日以後に持ち越すことをいい、「宵越し」ともいいます。

隠語大辞典

ヨゴシ

読み方：よごし

1. 牛房ノコトヲ云フ。〔第三類　飲食物之部・宮城県〕

分類 宮城県

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よごし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/07/03 22:25 UTC 版)

よごしは、砺波市などの富山県西部地域の郷土料理。季節の野菜を茹でて細かく刻み、味噌で炒りつけた料理である。

概要

富山県西部地域では、定番のおかずとして定着している料理である。

ダイコンの葉をはじめとして、ナス、「いもじ」と呼ばれるサトイモの葉、干し野菜など、季節に応じていろいろな野菜を茹でてから細かく刻み、味噌と和えて炒めた料理である。味噌の濃い味付けで、白ご飯のお供として世代問わず愛されている。

上述のように季節によって使われる野菜は異なり、これといって使用が定まっている野菜もない。家庭によっては、ゴマ油を少々加えて炒りつけたり、ゴマ、砂糖、唐辛子を加えることもある。

ほうきんのよごし

ほうきんのよごしとは、「ほうきん」と呼ばれるホウキギの実を使ったよごし。

親鸞の命日に行われる報恩講で提供される精進料理の報恩講料理には必ず出てくる一品である。

よごしライスバーガー

よごしライスバーガーは、富山県高岡市で2024年に開発された料理。ライスのバンズによごし、チーズ、ベーコンなどをはさんだハンバーガー（ライスバーガー）である。

富山県高岡市商工会青年部が地域の名物を作るために「青春! みらいレシピ」と題して市内の中学生からアイデアを募り、グランプリを獲得したのがよごしライスバーガーである。

考案者は高岡市立中田中学校2年生（2024年時点）の三村杏子。

名前の由来

• 夜に作り置きをし、翌日の朝に食べることから「夜越し」の意味で「よごし」と呼ばれる。
• 味噌で野菜を「よごす」ことから。

出典

ほうきんのよごしに関するカテゴリ:

• 精進料理

よごしライスバーガーに関するカテゴリ:

• 高岡市の文化
• ご当地バーガー
• 日本の米料理

Weblio日本語例文用例辞書

「よごし」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はまた手をよごした
• シーツをよごしてしまって、ごめんなさい。
• わたしは手をすっかりよごしちゃった。
• よごしさえしなければ本を家に持って帰っても良い。
• あいつは一家のつらよごし。
• 彼はこの業界の面よごしだ.
• 彼女は娘が服をよごしたのでしかった.
• それはひどい不面目[つらよごし]だ.
• 彼は家族のつらよごしだ.
• 彼[彼の不品行]は友人たちのつらよごしだった.
• 「すみません, 本をよごしてしまって」「いや, かまいません」.