ゆうゆうレイク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 18:04 UTC 版)
箕面川ダムによって形成された人造湖は、1988年(昭和63年)にゆうゆうレイクと命名された。人造湖に「レイク」とカタカナ表記で命名されたのは箕面川ダムが日本唯一であり、ひらがなとカタカナのみで命名された人造湖としても日本唯一で、特徴のある名称になっている。「ゆうゆう」は「遊」と「悠」の意味であり、老人や子供にも利用される憩いの場になってほしいという願いが込められている。 ダムおよびゆうゆうレイクは明治の森箕面国定公園に指定されており、すぐ下流には箕面の滝を筆頭とした箕面渓谷がある。春の新緑や秋の紅葉が見事であり、ダム下流の駐車場から箕面渓谷を散策することが可能であるため、多くのハイキング客で行楽シーズンは賑わう。この遊歩道よりダム真下まで行くことも可能である。ただし、ゆうゆうレイクは管理上の問題から釣りをすることが陸釣り・湖上の釣り共に厳禁となっている。しかしこうした規制にもかかわらず立入禁止区域に侵入して釣りを行う釣り客は後を絶たず、問題になっている。 箕面川ダム・ゆうゆうレイクへは公共交通機関では阪急千里線北千里駅または北大阪急行・千里中央駅より阪急バス29系統・北摂霊園または希望ヶ丘四丁目行きを利用して「勝尾寺」停留所下車、その後徒歩で到着する。本数が少ない上、毎年正月三が日やお盆時期は周辺道路の著しい渋滞により、運行に支障が出る為運休となり、その場合は箕面市内の麓にあるバス停まで乗車し、そこからは登山道を徒歩で向かう方法しかないので注意が必要である。自家用車の場合は府道43号または府道4号を勝尾寺方面へ向かう。ただしこの周辺はニホンザルが多数生息する地域として知られ、道路上に居座ることもあるので運転には注意が必要である。またいかなる場合でもサルにエサを与えることは箕面市の条例で禁止されている。また前述の通り、正月三が日とお盆時期は勝尾寺へ向かう車で渋滞する為、訪問の際は注意が必要。
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