やすら浜港とは? わかりやすく解説

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やすら浜港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/23 07:36 UTC 版)

やすら浜港
右側の凹部がやすら浜港
所在地
日本
所在地 鹿児島県鹿児島郡十島村
座標 北緯29度27分21.3秒 東経129度35分38.3秒 / 北緯29.455917度 東経129.593972度 / 29.455917; 129.593972座標: 北緯29度27分21.3秒 東経129度35分38.3秒 / 北緯29.455917度 東経129.593972度 / 29.455917; 129.593972
詳細
開港 1956年9月
管理者 十島村
種類 地方港湾
統計
統計年度 2015年度
発着数 226隻(314,366総トン)[1]
旅客数 1,896人[2]

やすら浜港(やすらはまこう)は、鹿児島県鹿児島郡十島村にある地方港湾。港湾管理者は十島村。統計法に基づく港湾調査規則では乙種港湾に分類されている。

概要

トカラ列島悪石島の西岸に位置する港湾で東シナ海に面している。悪石島唯一の港湾であり、島への唯一の交通手段である村営航路が就航している。岸壁の完成前は「艀取り」が行われていたが、1970年にやすら浜港改修事業が着工され、1977年より接岸しての荷役が可能となった。

港には第二次世界大戦末期の1944年8月22日に悪石島の北西沖10kmでアメリカ海軍の潜水艦ボーフィンの雷撃で撃沈され、沖縄からの疎開船で最大となる乗員乗客1,788名中1,418名の犠牲者を出した貨物船対馬丸の慰霊碑が建立されている。

2015年度の発着数は226隻(314,366総トン)[1]、利用客数は1,896人(乗込人員721人、上陸人員1,175人)である[2]

航路

村営航路

十島村が運航するフェリーとしまが週2往復就航する。また、十島村が保有する高速観光船「ななしま2」のチャーター運航での利用も可能である。

港湾施設

島西岸の湾に建設されており、設備は岸壁となる突堤のみで、旅客待合所などは設けられていない。

関連項目

脚注

  1. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第1表
  2. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第2表

参考文献

外部リンク




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