小宝島港とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 小宝島港の意味・解説 

小宝島港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/23 07:39 UTC 版)

小宝島港
所在地
日本
所在地 鹿児島県鹿児島郡十島村
座標 北緯29度13分14.2秒 東経129度19分18秒 / 北緯29.220611度 東経129.32167度 / 29.220611; 129.32167座標: 北緯29度13分14.2秒 東経129度19分18秒 / 北緯29.220611度 東経129.32167度 / 29.220611; 129.32167
詳細
開港 1981年6月
管理者 十島村
種類 地方港湾
統計
統計年度 2015年度
発着数 212隻[1]
旅客数 1,178人[2]

小宝島港(こだからじまこう)は、鹿児島県鹿児島郡十島村にある地方港湾。港湾管理者は十島村。統計法に基づく港湾調査規則では乙種港湾に分類されている。

概要

港湾建設前の小宝島の空中写真。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(1978年)

トカラ列島小宝島の南西岸に位置する港湾で東シナ海に面している。小宝島への唯一の交通手段である村営航路が就航している。小宝島では定期航路としては日本国内で最後まで常時「取り」が行われていた[3]

1982年(昭和57年)に小宝島港改修事業が着工され、1990年(平成2年)4月10日より接岸しての荷役が可能となったが[4]、港湾施設が小規模であるため、気象・海象の状況によっては抜港となる場合がある。2013年度のフェリーとしまの運航実績は、計画航海数115回に対し実績航海数104回であったが、当港の抜港が6回生じており、他港より就航率が低くなっている[5]

2015年度の発着数は212隻(294,892総トン)[1]、利用客数は1,178人(乗込人員425人、上陸人員753人)である[2]

航路

村営航路

十島村が運航するフェリーとしまが週2往復就航する。前述の通り、気象・海象の状況によっては当港は抜港となる場合がある。また、十島村が保有する高速観光船「ななしま2」のチャーター運航での利用も可能である。

港湾施設

海岸を一部掘り込んで建設されており、小規模な岸壁と防波堤のみで、旅客待合所などは設けられていない。

脚注

  1. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第1表
  2. ^ a b 港湾統計(平成27年度)第3部第2表
  3. ^ 十島村誌編集委員会 1995, p. 1485.
  4. ^ 十島村誌編集委員会 1995, p. 1484.
  5. ^ 十島村離島航路改善協議会 2015, pp. 5.

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「小宝島港」の関連用語

小宝島港のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



小宝島港のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの小宝島港 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS