やすみばいせきとは? わかりやすく解説

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休場遺跡

名称: 休場遺跡
ふりがな やすみばいせき
種別 史跡
種別2:
都道府県 静岡県
市区町村 沼津市宮本足高
管理団体 沼津市(昭54・2・2)
指定年月日 1979.01.24(昭和54.01.24)
指定基準 史1
特別指定年月日
追加指定年月日
解説文: S53-12-027[[休場遺跡]やすみばいせき].txt: 本遺跡は、愛鷹山中腹一尾根上にあり、標高280メートルで南に駿河湾伊豆半島を臨む。尾根頂部は幅約60メートル平坦地となっており、両側比高10メートル以上急な沢にはさまれている。
 休場遺跡が明治大学等により発掘調査されたのは昭和39年のことで、多量細石刃細石刃及び2か所の石囲の炉が発見され以来日本細石器文化代表的な遺跡として著名となった石器現地表よりおよそ2メートル下の古期富士降下火砕層及びその上層の富士黒土層に含まれているが、石囲炉が古期富士降下火砕層の上部に埋没しており、その水準がほぼかつての生活面を示すものと思われる。炉は河原石を半円形ないし長楕円形並べたもので、周囲木炭散布し、1基の炉には焼土みとめられた。出土した石器石片総数は4412点で、細石刃細石刃の他に削器大形剥片石器などがある。
 日本における細石刃文化円錐形細石舟底細石主体とする文化2つ大別されるが、本遺跡前者典型を示すものであり、また、石囲炉は竪穴住居定着する以前のものとしてはほとんど他に類例がなく、当時生活様式を知る上で極めて重要なのである



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