まいける (お笑い芸人)とは? わかりやすく解説

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まいける (お笑い芸人)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 07:16 UTC 版)

まいける
本名 立花 秀樹(たちばな ひでき)
ニックネーム ひできくん
生年月日 (1972-05-12) 1972年5月12日(51歳)
出身地 日本大阪府阪南市
血液型 AB型
身長 172cm
言語 日本語
方言 共通語
グループ名 TOKYO JAM COMPANY
活動時期 1990年 - 2006年
2008年 -
他の活動 ダンサー振付師
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まいける1972年5月12日 - )は、日本お笑いタレント(ピン芸人)、ダンサーである。現在の芸名は2008年2月からのものであり、それまではカタカナ表記でマイケルと名乗っていた。

プロフィール

1990年ミュージカルスターライト・エクスプレス』でイタリアの機関車「ペンデリーノ」役として出演(当時18歳)。その後『スターライト・エクスプレス』で共演した若手3人により吉本興業初の男性アイドルグループ「MAM(マム)」のメンバーとしてデビュー。デビュー曲は「Take a Chance」。光GENJI全盛期の頃で、彼らもローラースケートを履いていたという。MAMは関西では一定の人気を得たものの、全国区でのブレイクには至らず、1992年に解散。解散後は吉本新喜劇CM、主にavex系アーティストのバックダンサー、インストラクター(振り付け)などを中心に活動を展開していた。

その後2000年、エンターテイメント集団「TOKYO JAM COMPANY」のメンバーとなる。2001年4月から2年間、NHK教育うたっておどろんぱ』に「ひでき」役でレギュラー出演。この間、芸名を「マイケル」に改名。由来は「ダンスが"まぁイケる"」から。2002年6月9日に行われた吉本興業が主催する初のダンスコンテスト「よしもとダンスコレクションVol.1」に出場し、クラシックバレエをモチーフにしたパフォーマンスで他を圧倒、優勝を飾った。この頃から芸人としても活動を始める。

2000年に行われたASAYAN20世紀最後男性ボーカルオーディションの予選に出場していた。

実家は大阪府内で畳屋を営んでいる。芸人転向直後、給料はダンサー時代から大幅に減り、都内の築40年の家賃2.8万円のアパートで生活していたが、当時の自室は物凄く長い部屋であった。その自室の壁には事務所の先輩で、自身を見出したネプチューン名倉潤(マイケル自身「名倉師匠」と呼んで崇めている)の写真を貼り付けて、毎朝拝んでいたとのこと。その名倉潤の『爆笑問題のバク天!』での後押しもあってブレイク。芸人としてようやく軌道に乗った2005年春、家賃月8万円のマンションに引っ越した。

2006年11月15日、母の看病をすることを公式の理由として、10月末で芸能活動休止。2008年2月、占い師横田淑恵(銀座の母)によりひらがなの「まいける」に改名し芸能活動再開。2019年からは宮古島に移住し[1]三線奏者やウミガメツアーのガイドをしている。

持ちネタ

マイケルの主な持ちネタは小咄系で、オチは全て「マイケル♪」。

まず、ツカミでは「♪やーっほやっほやっほ♪やーっほやっほやっほ♪やーっほやっほやっほ♪ マイケル♪」とスキップしながら登場。あらかじめ登場している場合は、普通の服装だったのが「♪マイケルマイケルマイケルマイケル……」と踊りながら早脱ぎして、いつものダンス時の服(黄色のラメ入り袖無しジャケット&短パン)になるのが定番。

そしてネタに入るが、「1枚、2枚、3まいケル♪」とマイなどにかけた「~マイケル♪」で終わるパターンが多い(パッション屋良の「ん゙~!ん゙~!」と若干似たようなところがある)。たとえすべってもポーズを作って「マイケル♪」と強引にオチに持っていくのがパターン。更に「マイケル マイケル お笑い 勉強不足♪」「マイケル マイケル 空気が読めないプン♪」と、自身を自虐してみたりもする。また、卓越したダンスのテクニックを活かし、ネタの合間に「踊らせて♪」と言ってダンスを披露。しかし実は「マイケル マイケル ダンスは時間稼ぎ♪ 便利♪」なのである。また、追い込まれていっぱいいっぱいになると、「きりきりまいケル♪」と言う。そしてシメは「おしまいケル♪」。

バラエティ番組『ズバリ言うわよ!』で、細木数子に「『マイケル♪』は止めなさい」と言われたが、「舞台とかライブとかでやっている」(出演当時持ちネタ歴3年半)と反論。

  • 「マイケル、この間Tシャツ買ったの! 何枚買ったんだっけ? 1枚、2枚、3まいケル♪」
  • 「マイケル、今朝ピザ食べてきたの! 何枚食べたんだっけ? 1枚、2枚、3まいケル♪」
  • 「マイケル、この間北海道に行ってきたの! 行ってきたのはとまこまいケル♪」
  • 「マイケル、この間上戸彩ちゃんに会ったの! あまりにも可愛くて、めまいケル♪」
  • 「マイケル、痴漢撃退法知ってるの。横から来たら、裏籠手。後ろから来たら、肘。前から来たら…まえケル!」
  • 「マイケル、肌は黒いけど、スケジュールは真っ白!どんまいケル♪」
  • 「マイケル、うれしい事に仕事の依頼がきたの!でね、どんな仕事かと思えば、プロレスの入団テストだったの・・・・。 マイケル♪」

この他、複数の芸人と競演する際に「マイケルさんって、ダンサーなんですよね?」と振られると、思いっ切りオーバーアクション(一式ダンスする)を取った上で「誰がダンサーやねん!!」と絶叫する、という一発芸を持つ。

ディスコグラフィー

シングル

  1. マイケルンバII(2006年2月1日、ポニーキャニオン

アルバム

  1. NHKうたっておどろんぱ:めぐりあいっていいね (からだはドラム、オドロン・ファイター オープニング・テーマ)
  2. NHKうたっておどろんぱ:こころのこえをきかせてよ (こころのこえをきかせてよ(コーラス)、オーレ・オーレ・オーレ、回転木馬(コーラス)、そとにいこう、マッスル・レボリューション(ソロ)、オドロン・ファイター オープニング・テーマ、せいぎのゆうひ(オドロン・ファイター エンディング・テーマ)、おと つくりのうた、からだはがっきだ、トライ・トライ・オーライ、ゆめのかいだん)
  3. NHKうたっておどろんぱ:今日もいいこと (きょうもいいこと、ともだちはともだち、ちいさなうたのおおきなちから、からだはドラム(効果音付き)、オドロン・ファイター オープニング・テーマ、せいぎのゆうひ(オドロン・ファイター エンディング・テーマ)
  4. NHKうたっておどろんぱ:あしたにむかってダンス (おたのしみ大メドレー:トライ・トライ・オーライ、ちいさなうたのおおきなちから、オーレ・オーレ・オーレ、ゆめのかいだん、きょうもいいこと(ショート・バージョン))

出演番組

レギュラー

ゲスト

他多数

CM

脚注

  1. ^ “御報告!!”. アメーバブログ. (2019年2月28日). https://ameblo.jp/maikelmaikel/entry-12443350017.html 2020年7月15日閲覧。 

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