ほぞ

デジタル大辞泉

ほぞ【^×枘】

読み方：ほぞ

《「臍(ほぞ)」と同語源。古くは「ほそ」》木材などを接合する際、一方の端部に作る突起。これを他方に作った枘穴(ほぞあな)に差し込んで合わせる。

ほぞ【^×臍】

読み方：ほぞ

《古くは「ほそ」》

１ へそ。

２ 決心。また、本心。→臍を固める

ほぞ【^×蔕】

読み方：ほぞ

《「臍(ほぞ)」と同語源。古くは「ほそ」》果実のへた。〈文明本節用集〉

リフォーム用語集

ほぞ

木造建築において、柱と土台や梁を接合するために木材を加工した突起部分の事。

ログハウス用語集

ホゾ（ほぞ）

ふたつの材を接合するために、一方の材につくられる突起。もう一方の材には、突起が納まる形状のホゾ穴が加工される。使用する個所により、さまざまな形状のものがあるが、基本的には差し込むだけの構造なので、必要に応じて、金具や込み栓、クサビなどを用いて固定する。ログハウスでは、トラスの各接合部やポスト＆ビームの柱などで、ホゾ加工が使われる。厚さは通常、材の厚みの1/3～1/4。

ウィキペディア

ほぞ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/10/27 17:10 UTC 版)

ほぞ

• 枘 - 木材を接合するための突起。ほぞ接ぎ。
• 蔕 - 果実に残っている萼（がく）のこと。「へた」あるいは｢ほそ｣ともいう。
• へそのこと。

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ほぞ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 06:43 UTC 版)

名詞

ほぞ【臍・枘】

1. 臍（へそ）。
2. （枘）木材を接合するために、おもに木口（こぐち）に作る突起。
3. 植物のへた。萼（がく）。

関連語

• ほぞをかむ（臍を噛む）
• ほぞあな

漢字辞典

椊

椊	画数：12 音読み：ソツ、 サツ、 スイ 訓読み：ほぞ ピンイン：zuo2 対応する英語：to fit a handle into a socket, plug, cork

榫

榫	画数：14 音読み：シュン 訓読み：ほぞ ピンイン：sun3 対応する英語：mortise and tenon, fit into

臍

臍	画数：18 音読み：セイ、 サイ 訓読み：ほぞ、 へそ ピンイン：qi2 ハングル：제 対応する英語：navel

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「ほぞ」の例文・使い方・用例・文例

• ありほぞ.
• 上質の家具は(くぎを用いず)ほぞ継ぎにしてある.
• はりを他のはりにほぞ継ぎする.
• ほぞを固める
• ほぞをかむ（ほぞをかんで悔やむ）
• ほぞの緒
• ほぞ穴
• ほぞつぎ
• ほぞでつぐ
• こんな目に逢うのはほぞの緒切って初めてだ
• あんな美しい女を見たのはほぞの緒切って初めてだ
• こんな嬉しい思いをしたのはほぞの緒切って初めてだ
• ほぞを喰んで悔む
• 柄とほぞ穴によって接合する
• ほぞ穴のために穴をあける
• ほぞで固定されたまたは接続した
• 柄とほぞ穴を連結することによって作られるほぞ穴の継ぎ目
• ほぞを受けて接合部を形成する四角い穴
• ほぞの一端を、他方のほぞ穴に入れることでできる接合
• ほぞ穴に合うように形づくられ、ほぞ継ぎを形成する木材の端の突起