バトルロワイアル【バトル・ロワイアル】
バトル・ロワイアル(ばとる・ろわいある)
中学生が殺しあう映画。高見広春作の「バトルロワイヤル」(太田出版)が映画化されたものだ。2000年12月16日から、東映系で全国公開。
映画シーンの残虐性が国会議員から指摘され、衆議院文教委員会で問題になった。同映画は、劇場でR-15に指定されている。
R-15指定とは、「15歳未満の入場禁止」という意味である。もっとも、映画が国会で取り上げられたり、R-15指定を受けたことで、逆に若者の周知を得たと言えるかもしれない。
話のストーリーは、無人島で中学生42人が殺しあう、というものである。設定では、生き延びた最後の一人だけが助かることができる、というものだ。監督は深作欣二氏である。ビートたけしさんが「教師」役で出演している。
この映画では、文部省が映画団体に圧力をかけ、15歳未満の入場禁止の徹底を行った。このため、中学生は映画を見ることができない。また高校生の場合だと、年齢確認のために、窓口で学生証や健康保険証の提示を求められた様だ。
(2000.12.27更新)
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