ハイテクバブル(はいてくばぶる)
一般に、バブルとは、「実態以上の値がつくこと」をいう。日本では1980年代の「土地バブル」が有名だ。このバブル経済では、都市部を中心に地価が高騰した。
最近、アメリカのニューエコノミー経済が「バブル」だったのではないか、と言われている。特に、ハイテク関連株の暴落が目立っている。ハイテク関連株とは、通信、コンピューター、バイオ企業、半導体、インターネット企業などの銘柄だ。
アメリカの店頭市場ナスダックには、ハイテク銘柄が多く上場している。したがって、ナスダック総合指数の値動きは、ハイテク株の値動きと一する。現在、ナスダックの下落が続いている。
ナスダックは、1999年11月に初めて3000ポイントを超えた。そのあと、同年12月末には4000を超えた。2000年3月には4796まで上昇した。これを極大値として、その後ナスダックは下がり始めた。特に2000年11月半ば以降、3100、3000、2800、…と下がっている。2000年2月22日には2245と、1999年1月以来の安値になった。2000年3月と比べると、半分以下になった計算だ。
背景には、ドットコム企業の株価が下がっていることや、大手ではアップルコンピュータなどの業績不振がある。
(2000.12.22更新)
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