ねす

デジタル大辞泉

ね・す【寝す】

読み方：ねす

［動サ下二］「ねせる」の文語形。

ね・す【^▽熱す】

読み方：ねす

［動サ変］《「ねっす」の促音の無表記》熱が出る。発熱する。

「女院、もの（＝ハレモノ）—・せさせ給ひて」〈栄花・鳥辺野〉

文語活用形辞書

寝す

読み方：ねす

サ行下二段活用の動詞「寝す」の終止形。
「寝す」の口語形としては、サ行下一段活用の動詞「寝せる」が対応する。

口語形

寝せる » 「寝せる」の意味を調べる

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隠語大辞典

ねす

1. 一般ニ素人ノ意－手段方法未熟ノ窃盗。〔第三類　犯罪行為〕
2. 物事に熟練してゐない者。素人。或は農夫。人の善良なところから。或は黙ること。秘密にする等を云ふ。
3. ねす公ともいう。素人、かたぎの人、素人娘。〔香具師・不良〕
4. 素人、素人（堅気）娘、真面目な人。「根つからの素人」を省略したもの。〔香〕
5. 物事に熟練していない者。素人のこと。スリの未熟な者などをさす。又は「かたぎ」の人をいう。素人娘など。

分類 香、香具師／不良

ねす

1. 掏摸其他窃盗犯未熟練者。〔第二類　人物風俗〕
2. スリの未熟なる者。〔掏摸〕

分類 掏摸

ねす

1. 黙秘。〔第四類　言語動作〕

ねす

1. 素人娘。多治見　不良仲間。

分類 不良仲間

ねす

1. かたぎの人。若桜　犯罪者仲間。

分類 犯罪者仲間

ネス

読み方：ねす，ねず

1. 素人ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・三重県〕
2. 素人ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・静岡県〕
3. 素人ノコトヲ云フ。〔第一類　言語及ヒ動作之部・香川県〕
4. 素人ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・福岡県〕
5. 素人。
6. 〔犯〕素人のこと。「トウシロウ」に同じ。
7. 素人。「ねすつぽ」とも言ふ。
8. 素人の意。
9. 素人を云ふ。ねすつぽとも云ふ。
10. 素人。可部、清水、名古屋、福井、前橋　不良闇屋仲間。

分類 テキヤ、三重県、不良闇屋仲間、不良青少年（硬派）、犯、犯罪者／露天商人、福岡県、露店商、静岡県、香具師、香川県

ネス

読み方：ねす

1. 農商人ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・島根県〕

分類 島根県

ネス

読み方：ねす

1. 町人ノコトヲ云フ。〔第六類　人身之部・徳島県〕

分類 徳島県

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「ねす」の例文・使い方・用例・文例

• 馬鹿なまねするんじゃないよ。
• 昨日あなたをお訪ねするつもりだったのですが。
• あなたをお尋ねするつもりだったのですが。
• 国家に権限をゆだねすぎまいとする国民の警戒心.
• 誰でもあの人には気がねする
• あの人は気の毒なほど気がねする
• 気の毒なほど気がねする
• 異なことをお尋ねするようだが、あなたはいったいどういうつもりでこんな商買を始めなすった
• 彼は気の毒なほど気がねする
• あれこれ考えて気がねする
• 相手に対して気がねする感じである程度
• 遠慮や気兼ねすることなく胡坐をかくこと
• 遠慮や気兼ねすることなく胡坐をかいた姿勢
• 必要以上に飛び跳ねすぎる