従来は、禁煙治療は自費診療として扱われていましたが、2006年診療報酬改定に伴い、ニコチン依存症管理料の算定が開始となりました。喫煙を「習慣」として捉えるのではなく、依存症としての「疾患」と捉えるようになりました。2009年1月の時点で、全国およそ7700施設で保険を使った禁煙治療は実施されています。
ニコチン依存症管理料の算定では、呼気一酸化炭素濃度測定をはじめ、ニコチン依存度の判定やそれに合わせた処方などが実施され、上手に禁煙できるためのアドバイス等が実施されています。また、医師のみでなく、専任の看護師による禁煙カウンセリングを実施している施設も多くなっています。
管理料は初回230点、2~4回184点、5回180点と保険点数が算定されます。
ニコチン依存症管理料
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