とやま泉寿【トヤマセンジュ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10985号 |
登録年月日 | 2003年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | やまのいも | |
登録品種の名称及びその読み | とやま泉寿 よみ:トヤマセンジュ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 富山市 | |
品種登録者の住所 | 富山県富山市桜新町7番38号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 浅木清文、中島光輝 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、富山県自生の野生種の中から選抜、育成されたものであり、葉は尖頭形でむかごの色は緑、芋は細長形で粘度の強い品種である。草勢は弱、つるの巻性は右、断面の形は丸、色は緑である。葉の形は尖頭、大きさは中、長さはやや長、幅はやや狭、葉脚部の窪みの深さはかなり深、葉の肩張りは中、葉縁のくびれの程度は極小、葉色は淡緑、葉脚部葉柄の着色は無、対生葉位は高である。むかごの着生程度は少、形状は球、大きさは小、色は緑である。芋の外皮色は黄褐、粗滑は滑、形は細長、着生数は1、芋の長さはかなり長、首部の長さは長である。髭根の多少はかなり多、肉色は白、粗密は密、粘度は強、変色性は弱、貯蔵性は中、早晩性はやや晩、雌雄性は雄株である。「富山県在来種」と比較して、葉の肩張りが広いこと、むかごの色が緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に富山県自生の野生種の中からむかごが緑色の株を発見、2年から富山市農業センター(富山市)において選抜を開始し、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「泉寿」であった。 |
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