たいかんきょほうしゅぎとは? わかりやすく解説

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たいかんきょほう‐しゅぎ〔タイカンキヨハウ‐〕【大艦巨砲主義】

読み方:たいかんきょほうしゅぎ

《「だいかんきょほうしゅぎ」とも》

海軍力増強には、大口径の主砲と厚い装甲をもつ大型戦艦が必要とする考え方

比喩的に大きな組織大掛かりな設備が、強い競争力をもつとする考え方大きすぎて柔軟性欠き小回り利かないところを冷やかして言うこともある。

[補説] 第一次大戦後軍縮時代除き第二次大戦前まで世界海軍国巨大戦艦建造した典型日本大和武蔵


【大艦巨砲主義】(たいかんきょほうしゅぎ)

海上戦では巨大で厚い装甲大きな主砲を持つ戦艦がもっとも重要である、という軍事思想

大航海時代から1940年ごろまで、世界海軍における戦略戦術主流であったが、第二次世界大戦で、艦載機による艦艇への攻撃のほうがより効果があることが判明する徐々に衰退し大戦後には通用しない思想となった

結果論として、現在では大型艦船航空機による攻撃脆弱であったと大艦巨砲主義を非難する意見が多いが、当時としては圧倒的多数常識的な考え方であり、必ずしも時代遅れていたとは言いがたい。

関連航空主兵主義 艦隊決戦



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