その他の栄典
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 05:38 UTC 版)
国が与える栄典には勲章の他に褒賞(褒章、褒状、賞杯)と位階がある。 褒章 詳細は「褒章」を参照 賞杯 詳細は「賞杯」を参照 位階 詳細は「位階」を参照 その他、内閣や各省大臣、各地方自治体は大きな功績があった者に対して勲章や褒賞に代えて、あるいは時機に応じて顕彰するため各種の表彰を行っている。これらは日本国憲法第7条第7号の「栄典」にはあたらないものの、勲章や褒賞に並ぶ栄誉にあたる。 時機に応じた顕彰のための表彰としては、内閣総理大臣表彰の一種である国民栄誉賞がある。国民栄誉賞は勲章や褒賞ほど厳格な授与基準・授与手続が定められていないため、その時々の人気者が受賞することも多い。 警察庁長官が警察官や功労ある市民に与える記章や消防庁長官が消防吏員並びに消防団員に与える記章、行政機関や地方公共団体が与える各種の栄誉章、日本赤十字社が与える有功章など表彰に併せてメダル型の記章を授与するものもある。 また、表彰の意味合いと各人の経歴を示すシンボルの意味を併せ持つ、防衛記念章も表彰の一種とされる。防衛記念章は防衛大臣が自衛官に対し与えるもので、授与の理由となった功績の内容や経歴に応じて34種ある。 なお勲章がOrderと英訳されるのに対し、褒章並びに記章はMedalと訳され区別されている。
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