その他の核融合パルス推進の研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 08:23 UTC 版)
「ダイダロス計画」の記事における「その他の核融合パルス推進の研究」の解説
恒星間宇宙探査ではなく、未来の太陽系内輸送機関として考案されたものとして、ローレンス・リバモア国立研究所でロデリック・ハイド(ロードリック・ハイデ)、J・ナッコールズらが1971年から研究を続けていたレーザー・パルス核融合ロケットがある。 1983年にハイドがまとめた設計案によれば、この宇宙船の自重は486トン、パルス周期は毎秒100発で最大推力は3メガニュートンとなっている。太陽系のそれぞれの惑星が地球にもっとも接近している時に最大加速で飛行すれば、火星までは9日、木星までなら約40日、冥王星へも約154日で人員を送り届けることができるという。1500トンの貨物を積んだ場合でも、その2倍強の時間しかかからない。
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