その他の柔構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 13:52 UTC 版)
構造体を変形させる「力」ではなく変形する「量」(変位量)が予め想定可能である場合、変形すること自体を許容することで実質的に力を受けないようにすることもできる。例えば、地中に埋設された配管類は地震に対して変形せずに耐えることもできるが、地震による動きに追従できる程度に柔らかいものにして地震力自体を受けないような発想もありえる。この中間として、剛性の高い配管の途中で一定程度の長さごとに柔らかい(フレキシブルな)部分を設ける場合もある。 このような作りはまさに「力を受け流す」発想そのものであり、これを指して「柔構造」と呼ぶこともある。ただし、構造計算における柔構造とは発想を異にする点に注意が必要である。
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