すくも

デジタル大辞泉

すくも【^×蒅】

読み方：すくも

藍(あい)の葉を発酵させてつくった染料。藍玉にして用いる。

[補説] 「蒅」は国字。

すくも

１ 泥炭。〈和英語林集成〉

２ 葦(あし)や萱(かや)などの枯れたもの。一説に、藻屑(もくず)、また、葦の根ともいう。

「—たく新島守が夕烟(けぶり)消えだにあへず身をこがしつつ」〈新千載・恋一〉

すくも【宿毛】

読み方：すくも

高知県南西部の市。宿毛湾の沖ノ島・鵜来(うぐる)島・姫島を含む。土佐藩家老であった伊賀氏の城下町。魚貝の養殖などが盛ん。人口2.3万（2010）。

宿毛市の位置

宿毛市の市章

但馬方言辞典

すくも

但馬方言	共通語	用例	備考
すくも	もみ殻	枕つくるときにすくも入れたらええのができるで。	鳥取県および中国地方全体に広がる語。

鳥取弁辞書

すくも

《品詞》名詞
《標準語》もみがら【籾殻】
《用例》「たんぼで、すくもを燃やしとんなるけ、けぶたいなあ」（たんぼで、もみがらを燃やしておられるので、煙いね）。

ウィキペディア

すくも

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/17 04:14 UTC 版)

すくも

• すくも：葦・萱などの枯れたもの。萱の根、藻屑。籾殻。泥炭
• 宿毛市：高知県の南西部に位置する市。　　
• 粭島：山口県周南市に属する島。　
• 蒅：藍の葉を原料として作られた染料。これを固形化したものが「藍玉」である。→藍玉

漢字辞典

粠

粠	画数：12 音読み：コウ 訓読み：すくも ピンイン：hong2

粭

粭	画数：12 訓読み：すくも 対応する英語：chaff, rice hulls, (kokuji)

糘

糘	画数：16 訓読み：すくも、 かせぎ 対応する英語：chaff, rice hulls, (kokuji)

蒅

蒅	画数：12 訓読み：すくも

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「すくも」の例文・使い方・用例・文例

• 宇宙は、敵対的でもなく親しみやすくもない；それは、単に未分化である
• 印象に対して繊細でも、感じやすくもない