白糠焼酎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 食物 > > 焼酎 > 白糠焼酎の意味・解説 

白糠焼酎(しろぬかしょうちゅう)

清酒製造副産物である白ぬかを主原料とした焼酎酒造米は飯米比べ高度に精白するため、精白初期には通常の赤ぬかが取れるが、中期以降胚乳部が削り取られてくる。これが白ぬかである。蒸し冷却工程が困難で、半切はんぎり)(大型タライ)に白ぬかを入れ重量25%に当たる散布し混合静置する。後にこれを切り崩し、甑(こしき)を用いて蒸し掘り出して冷却する通常これを二次醪(もろみ)の原料として焼酎製造する。麹(こうじ)につくることも可能であるが、蒸した白ぬかは雑菌増殖しやすく、また工程中にぬかが飛散し環境汚染するなどして、とかく製品異臭残りやすいため麹にはしないほうが無難で、普通一次醪にはコメ麹が用いられている。白ぬかは安価であるが、供給時期・量が限られ貯蔵も難かしいため、工場では一時期使用するだけである。設備技術によってはかなりの品質のものもできるが、一般に品位コメ焼酎としてランクされるまた、白ぬか製品その旨明記しコメ焼酎分けているメーカーもある。




白糠焼酎と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

白糠焼酎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



白糠焼酎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
本格焼酎と泡盛本格焼酎と泡盛
Copyright (C) 日本酒造組合中央会 2025.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS