しもつかれ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 12:00 UTC 版)
しもつかれとは北関東地方(栃木県全域[1]、茨城県西部[2]、埼玉県東部[1]、千葉県北部[1]、福島県の南奥会津や但馬[1]など各県の一部地域[2]なども)に分布する伝統の郷土料理で、初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理である[3]。地域によりしもつかり、しみつかり、しみつかれ、すみつかれ、すみつかりとも呼ぶ[4][5]。特に栃木県では、同県を代表する郷土料理として認知されている[1]。
- ^ a b c d e “しもつかれ/シモツカレ 栃木県”. うちの郷土料理 次世代に伝えたい大切な味. 農林水産省. 2023年11月28日閲覧。
- ^ a b “しもつかれ/すみつかれ 茨城県”. うちの郷土料理 次世代に伝えたい大切な味. 農林水産省. 2023年11月28日閲覧。
- ^ a b c d e f “校正ノート No.16”. 晃南印刷. 2020年1月5日閲覧。
- ^ “栃木の郷土料理”. とちぎふるさと学習. 栃木県教育委員会. 2024年3月13日閲覧。
- ^ “「しもつかれ」、「すみつかれ」、「つむづかり」について”. 市場魚貝類図鑑. ぼうずコンニャク株式会社 (2020年6月14日). 2024年3月13日閲覧。
- ^ “(選定料理)しもつかれのレシピ(五楓 GINZA)|栃木県の郷土料理”. 家庭で味わう郷土料理. 2023年2月3日閲覧。
- ^ “栃木2月の郷土食「しもつかれ」 ごちそう残り 丸ごと煮”. 日本経済新聞夕刊. (2017年1月17日)
- ^ “【2017年2月11日土曜日】第17回全日本しもつかれコンテスト開催”. 道の駅日光ホームページ. (2017年1月8日)
- ^ “郷土料理百選パンフレット 茨城県・栃木県” (PDF). 農林水産省. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “ロックンロール県庁所在地’95の歌詞|森高千里”. ORICON NEWS. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “ロックンロール県庁所在地 〜おぼえちゃいなシリーズ〜|ミニモニ。”. ORICON NEWS. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “しもつカレー”. 塩原温泉郷公式ページ. 2014年12月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月15日閲覧。
- ^ “谷村美月が“栃木っ子”に!短編ラブ『しもつかれガール』満員の拍手に感激…”. シネマトゥデイ (2014年8月2日). 2023年2月3日閲覧。
- ^ 読売新聞栃木版 2017年11月9日 22面。
- ^ “新着絵本とおすすめの図書等の紹介” (PDF). 栃木県農業振興公社. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “栃木:しもつかれ 好みはどっち? 高校生作缶詰/江戸のレシピ再現:地域ニュース”. 読売新聞オンライン. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “江戸時代の味再現 しもつかれに園児、舌鼓 鹿沼|地域の話題”. 下野新聞 SOON. 2023年1月15日閲覧。
- ^ a b 本間伸夫監修、酒井香代著「特集 新潟~庄内 地酒の王国へ、酒粕文化を訪ねよう 第1部 酒粕文化を探りに、新潟へ」『トランヴェール』第21巻第12号、東日本旅客鉄道、2008年12月、10頁。
- ^ 産業振興部観光交流課観光班. “食の歳時記「大根のしょっから煮」”. 柏崎市ウェブサイト. 柏崎市. 2011年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月11日閲覧。
- 1 しもつかれとは
- 2 しもつかれの概要
- 3 脚注
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