しおるとは? わかりやすく解説

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しお・る〔しをる〕【×撓る/萎る】

読み方:しおる

【一】[動ラ四]

なわせるたわめる

秋風は軒場のを—・る夜に月は雲居のどかにぞ行く」〈玉葉・秋下〉

しみじみとした感じを出す。また、能で、泣く動作をする。

調子真中三重に—・り歌ひたりければ」〈太平記一七

【二】[動ラ下二しおれる」の文語形

[補説] 【一】2は、「しお(霑)る」で、表現しっとりさせる意とする説がある。


しお・る〔しをる〕【枝折る/×栞る】

読み方:しおる

[動ラ四]《「撓(しお)る」と同語源で、木の枝折りたわめるところからか》

木の枝などを折って道しるべとする。

「降るに—・りしうづもれて思はぬ山に冬ごもりする」〈山家集・上〉

道案内をする。導く。

咲きぬやとしらぬ山路尋ねいる我をば花の—・るなりけり」〈千載・春上〉


し‐お・る〔‐をる〕【居る】

読み方:しおる

[動ラ五(四)しておる。しやがる。他人行為軽蔑して言うときに用いる、乱暴な言い方。「悪さばかり—・って」


しお・る〔しをる〕【責る】

読み方:しおる

[動ラ四]せめさいなむ折檻(せっかん)する。

「女をばまかでさせて、にこめて—・り給うければ」〈伊勢・六五〉


しお・る〔しほる〕【×霑る】

読み方:しおる

【一】[動ラ四]濡らす。しめらす

公卿殿上人皆涙を流し、袖を—・らぬはなかりけり」〈保元・上〉

【二】[動ラ下二濡れる。しめる。

「いくよわれ浪に—・れて貴船川袖に玉散るもの思ふらむ」〈新古今・恋二〉


萎る

読み方:しおる
かな表記:しをる

ラ行下二段活用動詞「萎る」の終止形
「萎る」の口語形としては、ラ行下一段活用動詞萎れる」が対応する

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しおる

方言意味
しおる している。「仕居(しお)る」ということだろう。


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