こたいねんりょうロケットとは? わかりやすく解説

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固体燃料ロケット

読み方:こたいねんりょうロケット

燃料液体ではなく固体用いロケット総称

固体燃料ロケットは、燃料搭載したロケット本体内で燃料燃焼させる特質を持つ。そのため、液体燃料別室燃焼室移送させて制御する液体燃料ロケット比べて構造簡素であり、安価に製造できるという利点がある。他方点火後の燃焼制御難しく火力調整したり、中断したりすることが難しい。

固体燃料ロケットの燃料基材ベース)としては、ニトロセルロースニトログリセリン主とするもの、あるいは、ポリウレタンポリブタジエンといった合成物質を主とするものなどがある。

日本ロケット開発分野において、1990年代後半から2000年代半ばまで、固体燃料ロケット「M-V」(ミューファイブ)の開発・運用行っていた。M-V2006年運用終了しその後液体燃料ロケットH-IIA」が主に運用されてきた。2010年前後より新型の固体燃料ロケットの本格的開発始められ、「イプシロンロケット」としなったイプシロンロケット2013年9月惑星分光観測衛星SPRINT-A搭載して打ち上げが行われ、予定通りSPRINT-A軌道投入することに成功した



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