こうぞうかいかく‐とっく〔コウザウカイカクトクク〕【構造改革特区】
読み方:こうぞうかいかくとっく
構造改革特区(こうぞうかいかくとっく)
構造改革特別区域のこと
小泉内閣が推進する構造改革の目玉とされる制度のひとつ。2003年4月に施行された構造改革特別区域法に基づく。
法令などに基づくさまざまな規制を地域限定で緩和することで、地域と経済の活性化を図る。教育分野では、教育関連規制の一部を緩和することで、地域の特性に応じた教育カリキュラムが期待されている。
市町村などの地方自治体単位で内閣府に構想を出し、認められると特区として認定される。特区内では、たとえば学校法人でない株式会社などが学校を運営することや、教員免許のない教員が授業に携わることも可能となる。
小学校の1学年から英語科を設けるなど、教科の自由な設定ができる。また、外国語として「中国語」の時間数を設けるなど、教育指導要領を度外視した教育課程を組むことができる。
・構造改革特区(Yahoo!ニュース)
・構造改革 項目別(経済諮問会議)
(2004.05.17掲載)
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