くろべのたいよう〔くろベのタイヤウ〕【黒部の太陽】
黒部の太陽 (くろべのたいよう)
石原裕次郎主演の映画。昭和43年2月17日公開。製作は三船プロダクション・石原プロモーション、配給は日活。黒部ダム建設に際して、大破砕帯にぶつかった大町トンネル(関電トンネルと呼ばれます)建設の物語。当時大ヒットしました。ダムに関する映画としては最も有名。豪華キャスト、真迫の演技、迫力ある映像。石原裕次郎は「ボクは、これまでの人生全部を賭けた記念作としてこの『黒部の太陽』を忘れることはできないし同時に作り上げたことにそこはかとない誇りすら感じている」と語っています。小樽にある石原裕次郎記念館には、関電トンネルの映画セットが展示されています。 岩岡剛(石原)はトンネル掘りのためにはどんな犠牲も省みない父に反抗し、家を出て設計技師として図面をひいていたが、父の様子を見に黒部に行ったとき、現場責任者・北川(三船)の熱意を見て、めっきり体の弱くなった父に代わってトンネル掘りの指揮を取る。関電社長の太田垣は危機を乗り切るため莫大な資金を投入。北川や剛らの努力が実を結び、難所を突破。 監督熊井啓。石原裕次郎のほか、三船敏郎、滝沢修、志村喬、辰巳柳太郎、宇野重吉、芦田伸介、佐野周二、高峰三枝子、樫山文枝などが出演。 (→日本のダム:黒部)(→知識を深める:石原裕次郎と映画「黒部の太陽」) |
- くろべのたいようのページへのリンク