くらしの植物苑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 10:09 UTC 版)
「国立歴史民俗博物館」の記事における「くらしの植物苑」の解説
くらしの植物苑(くらしのしょくぶつえん)は、博物館の南東に位置する旧佐倉城の一角に開設された植物園である。 江戸時代に栄えた武家屋敷の庭先から山野にいたる景観を主としており、生活文化を支えてきた植物を系統的に植栽し、その理解をより深めることを目的としている。以下の6つの地区に分けて植栽されている。 食物として利用するビワ、ウド、クルミなどの植物(食べる) 糸を紡いだり、紙を漉いたりするために利用するシナノキやフジ、ワタなどの植物(織る・漉く) 糸や布を染めるために利用するクチナシ、クワ、ベニバナなどの植物(染める) 薬として利用するナンテン、イチョウ、ドクダミなどの植物(治す) 道具を作るために利用するシラカシ、ケヤキ、ヘチマなどの植物(道具を作る) 塗装や接着・燃料などに利用するマツ、ウルシ、エゴマなどの植物(塗る・燃やす) また、年に4回、サクラソウ、アサガオ、キク、サザンカの特別企画も実施している。 開園時間9:30 - 16:30(入苑は16:00まで) 休園日毎週月曜日(祝日の場合は翌日が休苑) 年末年始(12月27日 - 1月4日) ※悪天候の際は安全のため臨時休苑有 入園料個人(大学生以上):100円 団体(20名以上):50円 ※小・中学生、高校生は入苑無料※障がい者手帳等保持者は介助者と共に入苑無料※2019年4月29日(月)、9月14日(土)、11月3日(日)は無料入苑日
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