がんを防ぐための新12か条(がん研究振興財団)
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「悪性腫瘍」の記事における「がんを防ぐための新12か条(がん研究振興財団)」の解説
1978年、日本の国立がんセンター(現・国立研究開発法人 国立がん研究センター)は学問的に常識とされていた知見を踏まえ、カレンダーの12か月に合わせて「がんを防ぐための12ヵ条」を提唱した。当時としては科学的に妥当な提言であったが、その後の研究で「かび」や「日光」、「焦げ」などの暴露を避けるべきとされていた要因について、発がんリスクの上昇が認められるまでに必要な曝露量や避けた場合に予防可能ながんの割合という観点から見直しがなされ、上述の「日本人のためのがん予防法」の内容を含め、2011年にがん研究振興財団が「がんを防ぐための新12か条」として改訂版を公表した。たばこについての記述を禁煙と受動喫煙の2項目設けたこと、早期発見を掲げたことや正確な情報を入手することに言及している点でも改訂前と異なる。 たばこは吸わない 他人のたばこの煙を避ける お酒はほどほどに バランスのとれた食生活を 塩辛い食品は控えめに 野菜や果物は不足にならないように 適度に運動 適切な体重維持 ウイルスや細菌の感染予防と治療 定期的ながん検診を 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を 正しいがん情報でがんを知ることから
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