うろこ怪獣 メモール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「うろこ怪獣 メモール」の解説
第45話「赤い靴はいてた…」に登場。 ドルズ星人が操るサイボーグ怪獣。その正体はZATの北島隊員の幼馴染にして初恋の相手・山川真理で、彼女は少女時代にドルズ星人によって誘拐され、侵略兵器として改造されていた。普段は真理の姿だが、ドルズ星人の指令が下されると、50時間後には真理の自我とは無関係に怪獣の姿に変わる。怪獣の姿の時も真理の姿の時と同じく、赤い靴を履いている。口から火炎を放射し、右手から赤い霧(毒霧)を放射するほか、長く強靭な尻尾も強力な武器である。 真理が北島隊員に自分を撃つように懇願するも、彼の目の前で怪獣の姿へ変身させられてZATを襲撃するという悲劇に際し、光太郎もやむなくタロウに変身して応戦する。最後は、攻撃を止めたメモールの様子にストリウム光線を思い止まったタロウによって、宇宙へ放り投げられる。その後の動向は不明だが、書籍によっては命を失ったと記述している。 デザインは鈴木儀雄が担当した。デザインでは女性怪獣であることを分かりやすくするため、乳房が胸に描かれていたが、着ぐるみではオミットされた。また、造形ではピンクの襟巻きが複数の大きなツノ、ブレスレットも削除されたが、「赤い靴」のエピソードのため、そのまま赤いブーツが造形されている。赤い霧を右掌から放つため、後にそのディテールが描き込まれた。 造形物はスーツのほか、飛び人形が用意された。
※この「うろこ怪獣 メモール」の解説は、「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の解説の一部です。
「うろこ怪獣 メモール」を含む「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事については、「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の概要を参照ください。
- うろこ怪獣 メモールのページへのリンク