いいやまクリームM-8171【イイヤマクリームMー8171】(きのこ類)
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登録番号 | 第4347号 |
登録年月日 | 1995年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | しろたもぎたけ | |
登録品種の名称及びその読み | いいやまクリームM-8171 よみ:イイヤマクリームMー8171 |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 全国農業協同組合連合会 | |
品種登録者の住所 | 東京都千代田区大手町一丁目8番3号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 宮川好弘 山田藤吉 大日方万作 河野由己太 床尾力哉 西澤賢一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「宝の華M-8171」の変異株であり,菌傘の色が灰黄色の菌床栽培向き品種である。 菌傘の大きさは中,断面は丸山形,中央部の色及び周縁部の色は灰黄色,肉の厚さ及び肉質は普通,斑紋の多少は多,大小は小,分布の状態は周縁を除いた部分である。菌褶の色は白色,並び方は波状ちぢれ,幅及び密度は普通である。菌柄の菌傘へのつき方は中心生,形は細短,菌傘の直径と菌柄の長さとの比率は1.5~2.0である。子実体の発生型は株状型,有効茎本数は41本以上である。種菌接種から菌かきまでの培養期間は70日,菌かき後の最適温度における子実体収穫までの期間は20~25日,芽出し最適温度は15~18℃,子実体の生長最適温度は15~17℃である。 「宝の華M-8171」,「ホクト5号菌」と比較して,菌傘の色が灰黄色であること等で区別性が認められる。なお,「ホクト5号菌」との対峙培養において,明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に「宝の華M-8171」を栽培している中から変異株を発見し,これから組織分離を行った。2年から社団法人長野県原種センター及び宝酒造株式会社において栽培試験を繰り返し,同年に諸特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「みゆきMー8171」であった。 |
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