いいえ (落語)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 04:06 UTC 版)
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いいえは、上方落語の演目。「間女畑」(天明3年頃)に似た小咄が載っている。主人公の名前によって「佐野川市松」「嵐民弥」という別題もある。
三代目桂米朝の演じた録音が「尾上多見江」の題で「桂米朝 艶笑上方落語~続いろはにほへと~」に収められている。
梗概
大阪の女形役者、尾上多見江が江戸に招かれて東海道を下る途中、山道に迷ってしまう。そこで警戒されず話がしやすいように、また自身のけいこも兼ねて自分を女だと偽り、ある家に泊めてもらった。しかし多見江は、女だと信じて一緒に寝ている、その家の娘を抱いてしまう。その上、次に来た母親まで同様の目に。翌日、何も知らない亭主に途中まで送って行ってもらうところで、この亭主に迫られる。ところが「芸のこやし」と逆に亭主まで手ごめ。狐につままれた気持ちで帰ってきた亭主、まず娘に「昨夜、あの旅人と寝たが、何もなかったか」「いいえ」。女房に同じ事を聞いたが「いいえ」。「それよりあんたあの人を送って行ったが、何もなかったか」「いいえ」。
「いいえ (落語)」の例文・使い方・用例・文例
- 「ワトソンさんですか」「いいえ,違います」
- 「この前の日曜日はどこかへ行きましたか」「いいえ,どこへも行きませんでした」
- 「ほかに何かいかがですか」「いいえ,結構です」
- 「甘い物はお好きですか」「いいえ,特に好きというほどではありません」
- 「これまでにタイ料理を食べたことがありますか」「いいえ,ありません」
- 彼がはいと言ったのかいいえと言ったのか忘れた
- 「いいえ」と言いながら彼女は首を振った
- 「お父さんはジャズに興味をもっていますか」「いいえ,父は音楽には特に興味がありません」
- いいえ悪いんですけどこのパズルは自分1人で終わらせたいんです
- 「質問はありますか」「いいえありません」
- 「君はセカンドを守っているんですか」「いいえ,ショートです」
- 「お手伝いしましょうか」「いいえ,今のところ1人で大丈夫です」
- 「仕事を持っていますか」「いいえ,まだ学生です」
- 「コーヒーを1杯いかがですか」「いいえけっこうです.もう帰りますから」
- 「あなたはその会合に出席しなくてもいいんでしょう」「いいえ,行かなきゃいけないんです」⇒【語法】
- いいえ。横浜行きは反対側のホームですよ。
- いいえ、見てません。ここに忘れたんですか。
- いいえ、初めてです。
- いいえ。鶏肉を大根おろしと一緒に煮た料理で、見た目からみぞれという名がついているんです。
- いいえ。そばはそば粉で作りますが、うどんは小麦粉で作ります。
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