あきげしき【アキゲシキ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8544号 |
登録年月日 | 2000年 12月 22日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | あきげしき よみ:アキゲシキ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 宮崎県 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 滝田正、吉岡秀樹、川口満、永吉嘉文、荒砂英人、日高秀光、愛甲一郎、薗田豊和 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「九系919(後の「西海199号」)」に「ヒノヒカリ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(宮崎県佐土原町)における成熟期は早生の晩,精玄米千粒重がやや大きく,耐倒伏性が強の米飯向きの水稲,粳種である。草型は中間型,稈長はやや短,稈の細太はやや太,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立,穂長はやや短,穂数はやや少,粒着密度はやや密,穂軸の抽出度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや大である。出穂期及び成熟期は早生の晩,穂発芽性は難,耐倒伏性は強である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,i,穂いもち圃場抵抗性はやや弱,白葉枯病圃場抵抗性は中である。「日本晴」と比較して,精玄米千粒重が大きいこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,iであること等で,「ミネアサヒ」と比較して,芒が無いこと,精玄米千粒重が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成2年に宮崎県総合農業試験場(宮崎郡佐土原町)において「九系919(後の「西海199号」)」に「ヒノヒカリ」を交配し,その実生の中から選抜,以後,系統育種法により育成された固定品種であり,6年より系統適応性検定試験,特性検定試験等の試験を行い,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「南海131号」であった。 |
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