あきたみどり【アキタミドリ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9650号 |
登録年月日 | 2002年 1月 16日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | あきたみどり よみ:アキタミドリ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 秋田県 | |
品種登録者の住所 | 秋田県秋田市山王四丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 水越洋三、藤本順治、岡田晃治、吉川朝美、鈴木光喜、五十嵐宏明、佐藤雄幸、井上一博、沓澤朋広、佐々木和則 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、秋田県在来種「青目大豆」に放射線を照射して育成された固定品種であり、育成地(秋田県秋田市)における成熟期は晩の早、有限伸育型で種皮が緑色、粒形が扁球の加工用の品種である。伸育型は有限、分枝数は中、胚軸の色は紫、主茎長は長、主茎節数及び最下着莢節位高は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は紫である。熟莢の色は暗褐、裂莢の難易及び毛茸の多少は中、色は褐である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は緑、粒の子葉色は緑、粒形は扁球、臍の色は黒、粒の大小は極大群の小、子実の品質は上である。開花期は中の早、成熟期は晩の早、生態型は中間型、粗蛋白含有率は中、粗脂肪含有率は極低である。倒伏抵抗性は中である。「青目大豆」と比較して、主茎長が短いこと、主茎節数が少ないこと、倒伏抵抗性が強いこと等で、「秋試緑1号」と比較して、主茎長が長いこと、粒形が扁球であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成2年に農林水産省農業生物資源研究所放射線育種場(現独立行政法人農業生物資源研究所、茨城県那珂郡大宮町)において、秋田県在来種「青目大豆」の種子に放射線を照射し、その実生の中から秋田県農業試験場(秋田市)において選抜した固定品種であり、7年から生産力検定試験及び特性検定試験を行い、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「秋試緑2号」であった。 |
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