『標準日本語讀本』とは? わかりやすく解説

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『標準日本語讀本』(ナガヌマ・リーダー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:07 UTC 版)

長沼スクール」の記事における「『標準日本語讀本』(ナガヌマ・リーダー)」の解説

長沼直兄は、1923年米国大使館日本語教官となり、米陸海軍将校長沼直兄による教育プログラム日本語学んだ長沼直兄は、彼らに対す実践の中から『標準日本語讀本』(全七巻 193134)を完成し教科書として使用した米軍戦争中本国上記教科書教材無断複製使用していた。戦後、彼らは長沼直兄にこのことを詫びて、その埋め合わせ教科書改訂版やその附属教材作成費用支援する約束した。これを受けて1948年には『改訂標準日本語讀本] 巻一〜八』が完成1950年には附属教材完備して開拓社より市販されるようになった。この教科書は、日本事情平安時代江戸時代文化落語笑い話なども扱われており、内容文体豊かさ特長である。学習者はこの教科書を「ナガヌマ・リーダー」と呼んでいた。これを使って日本語学習をしたドナルド・キーンも「これは教科書として傑作です。」と評価している。

※この「『標準日本語讀本』(ナガヌマ・リーダー)」の解説は、「長沼スクール」の解説の一部です。
「『標準日本語讀本』(ナガヌマ・リーダー)」を含む「長沼スクール」の記事については、「長沼スクール」の概要を参照ください。

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