『新明解国語辞典』における老人語とは? わかりやすく解説

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『新明解国語辞典』における老人語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:08 UTC 版)

老人語」の記事における「『新明解国語辞典』における老人語」の解説

1972年刊行された『新明解国語辞典』は、女性語学生語等と並んで、「ことばの使用相のレッテル」の一つ老人語設定し話題となった。 『新明解国語辞典』の項目としての老人語」の定義は、「すでに青少年常用語彙中には無いが、中年高年の人ならば日常普通のものとして用いており、まだ文章語古語扱い出来ない語」というものであり、例として「日に増し平にゆきがたよしなに余人(よにん)」を上げている。また、初版編集方針において、類義語弁別において、「漢語表現老人語などの名称のもとに」違い説明するとし、さまざまな語彙説明に「老人語」や「老人語的」と記した。 これに対して初版発行直後から、外山滋比古朱牟田夏雄など複数知識人が、「自分常用語に怪しからぬレッテルを貼られた」という視座論陣張り物議を醸した一方で米川明彦は、1990年代に『新明解国語辞典』の「老人語」を高齢者実際に使用しているかを調査し、これらの語彙は、実際にはほとんど死語であると述べている。 なお、『新明解国語辞典第4版1989年以降版を改めるごとに、一部語彙において「老人語」という説明を「古風な表現」「やや改まった表現」などに改めたり、「老人語」の説明削除したりし、第7版2012年)で「老人語」という説明は完全に廃された。

※この「『新明解国語辞典』における老人語」の解説は、「老人語」の解説の一部です。
「『新明解国語辞典』における老人語」を含む「老人語」の記事については、「老人語」の概要を参照ください。

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