『名探偵コナン』での客演
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 04:33 UTC 版)
「まじっく快斗」の記事における「『名探偵コナン』での客演」の解説
作者によれば、怪盗キッドの『名探偵コナン』への登場は、元々一度限りの「スペシャルゲスト」であったが、たびたび登場しては江戸川コナンと対決している。工藤新一と容姿や声がそっくりで、この設定は『名探偵コナン』初登場時(すれ違った毛利蘭が新一と間違う)や劇場版第3作『世紀末の魔術師』・第8作『銀翼の奇術師』・第14作『天空の難破船』・第19作『業火の向日葵』・第23作『紺青の拳』に活かされている。 なお、コナンの正体について劇場版では第3作『世紀末の魔術師』にて快斗がコナンと阿笠博士との通信を盗聴したことから把握しており(コナンも正体がばれていることを認識している)、第14作『天空の難破船』での行動はそれを前提としたものとなっている。テレビアニメ版でも正体に気づくシーンは無いものの、公式サイト内相関図において「コナンの正体を知っている」とされている。原作でもその通信傍受の場面自体はないものの、コナンの正体を知っていると思われる描写がある。また、中森警部は9度、白馬は2度『コナン』本編に登場し、中森は劇場版第3作『世紀末の魔術師』・第8作『銀翼の奇術師』・第10作『探偵たちの鎮魂歌』・第14作『天空の難破船』・クロスオーバー作品『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』・第19作『業火の向日葵』・第23作『紺青の拳』にも出演している。 また、工藤新一と目暮警部も、『まじっく快斗』に1度登場している。この『ブラック・スター』のエピソードは、キッドがコナンになる前の新一との対決を回想するというもので、回想後にキッドがビッグジュエル「ブラック・スター」を盗み出すために飛び立つところで終わる。実際には新一と顔を合わせていないために両者は互いの存在を知らず、快斗も「すげーやばかったヤマ」と記憶しているに過ぎないが、その「ブラック・スター」をめぐる事件こそ、怪盗キッドが『コナン』に初登場したエピソードであり、快斗が工藤新一と関わった事件を回想した直後に江戸川コナンと初めて対面するという、運命的な出会いを果たしている。 『怪盗淑女(ファントム・レディ)』では、ラストシーンで千影が快斗へ自分の現役時代に処理しきれなかった仕事の後始末を押し付けており、その後始末の様子が『名探偵コナン』本編の「コナンキッドの龍馬お宝攻防戦」で描かれている。
※この「『名探偵コナン』での客演」の解説は、「まじっく快斗」の解説の一部です。
「『名探偵コナン』での客演」を含む「まじっく快斗」の記事については、「まじっく快斗」の概要を参照ください。
- 『名探偵コナン』での客演のページへのリンク