『出雲国風土記』とは? わかりやすく解説

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『出雲国風土記』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 23:07 UTC 版)

「黄泉」記事における「『出雲国風土記』」の解説

『出雲国風土記』出雲郡条の宇賀郷の項には黄泉の坂・黄泉の穴と呼ばれる洞窟記載があり、「人不得 不知深浅也 夢至此磯窟之辺者必死」と記載されている。 即(すなは)ち、北の海浜(うみべた)に磯(いそ)あり。脳(なづき)の磯と名づく。高さ一丈(つゑ)ばかりなり。上に松生(お)ひ、芸(しげ)りて磯に至る。里人朝夕(あしたゆふべ)に往来(ゆきかよ)へるが如く、又、木の枝は人の攀(よ)ぢ引ける如し。磯より西の方(かた)に窟戸(いはやど)あり。高さと広さと各(おのもおのも)六尺(さか)ばかりなり。窟(いはや)の内に穴あり。人、入(い)ることを得ず深き浅きを知らざるなり。夢に此の磯の窟の辺(ほとり)に至れば必ず死ぬ。故(かれ)、俗人(くにひと)、古(いにしへ)より今に至るまで、黄泉(よみ)の坂・黄泉(よみ)の穴と号(なづ)く。 この洞窟出雲市猪目町にある「猪目洞窟」に比定されるの通説である。猪目洞窟昭和23年1948年)に発掘され弥生時代から古墳時代にかけての人骨副葬品発見された。

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『出雲国風土記』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 07:21 UTC 版)

キサガイヒメ・ウムギヒメ」の記事における「『出雲国風土記』」の解説

別々に登場し、ともに神魂命御子神とされる以外の関連性明示されていない。キサカヒメ命は加賀神埼佐太大神佐太神社祭神で、神社ではこれを猿田彦としている)を産み(嶋根郡加賀郷条と加賀神埼条)、ウムカヒメ命は法吉(ほほきどり ウグイスのこと)と化して法吉郷(現在の島根県松江市法吉町周辺)に飛来、その地に鎮座したと記す(同郡法吉郷条)。 『出雲国風土記』のキサカヒメ命の出産説話には、『古事記』の勢夜陀多良比売(せやだたらひめ)が比売多多良伊須気余理比売出産する説話や、『山城国風土記逸文玉依日売賀茂別雷命出産する神話などの、いわゆる丹塗り矢型神話との類似性窺われる

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「『出雲国風土記』」を含む「キサガイヒメ・ウムギヒメ」の記事については、「キサガイヒメ・ウムギヒメ」の概要を参照ください。

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