「白道教」の創始と瓦解とは? わかりやすく解説

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「白道教」の創始と瓦解

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 08:26 UTC 版)

白白教」の記事における「「白道教」の創始と瓦解」の解説

1902年光武6年)、東学信徒だった全庭云が金剛山修行行い悟り開いた称し白道教」の名で布教活動したのが起源である。 全庭云は「一定の呪文口誦礼拝すれば、無病息災不老長寿神仙となり得べし」と説き一時一万人の信者獲得した。全庭云はこれらの信者から金銭寄附させて自らの生活資金充てる一方若い女性信者(約60人)を篭絡して妾にし、酒池肉林贅沢三昧の生活を送った。 しかし、このような教祖白道教では「天父任」と称した)の姿勢疑問感じ信者や、全庭云の下から逃げ出そうとする妾が出始めた。全庭云は官憲への発覚恐れて、これらの殺害命じ1916年大正5年)に妾4人と信者2人相次いで殺した。 全庭云は1919年大正8年)に脳梅毒死亡した。しかし、これらの殺人事件1930年昭和5年)と1932年昭和7年)に相次いで発覚し実行犯には懲役1015年実刑判決下り西大門刑務所等に収監された。これにより白道教は壊滅したかに思われた。 しかし全庭云の次男二代目教祖(「第二大元任」と称した)の全龍海事件発覚前に逃走し捜査の目を逃れることに成功した。この全龍海によって教団は「白白教」として復活することになった

※この「「白道教」の創始と瓦解」の解説は、「白白教」の解説の一部です。
「「白道教」の創始と瓦解」を含む「白白教」の記事については、「白白教」の概要を参照ください。

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