「村岡新駅」構想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 01:49 UTC 版)
湘南貨物駅跡地と隣接する東日本旅客鉄道(JR東日本)鎌倉総合車両センター跡地を一体的に再開発し、旅客駅「村岡新駅」(仮称)を設けて、東海道線列車を停車させる構想が進められている。整備費用は約160億円と試算され、地元自治体の神奈川県と藤沢市、鎌倉市は負担に同意している。 2021年2月8日にJR東日本横浜支社と神奈川県、藤沢市、鎌倉市の4者が駅を設置することで合意した。2021年度に4者で駅設置に関する基本協定を締結し、翌年度から詳細設計に着手する。開業は2032年度を予定している。 新駅事業費負担の割合は神奈川県が30%、藤沢・鎌倉の両市が27.5%、JR東日本が15%である。神奈川県内の請願駅でJR東日本も費用を負担するのは、2016年に開業した南武線の小田栄駅(川崎市)に次いで2例目となる。 旅客案内上の東海道線東京駅から神戸駅間内で新駅が設置されるのは、2020年3月開業の御厨駅(静岡県磐田市)、JR東日本管内に限った場合は1925年に開業した熱海駅(静岡県熱海市)以来となる
※この「「村岡新駅」構想」の解説は、「湘南貨物駅」の解説の一部です。
「「村岡新駅」構想」を含む「湘南貨物駅」の記事については、「湘南貨物駅」の概要を参照ください。
- 「村岡新駅」構想のページへのリンク