「シャルルマーニュ」の訓練
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「第33SS武装擲弾兵師団」の記事における「「シャルルマーニュ」の訓練」の解説
第二次世界大戦(独ソ戦)におけるドイツ軍の敗色が濃い1944年晩秋から冬の時期も、第三帝国は兵科・各部の専門教育を行う余力を残していた。この時期の「シャルルマーニュ」旅団将兵のうち、次の者はヨーロッパ各地にある軍事基地・訓練施設に送られて専門教育を受けた。 対象訓練施設・学校名所在地下士官候補生 ポーゼン=トレスコウSS下士官学校(SS-Unterführerschule Posen-Treskau)パーダーボルンSS下士官学校(SS-Unterführerschule Paderborn) ポーゼン(現ポズナンPoznań)パーダーボルン(Paderborn) 士官候補生 キーンシュラークSS士官学校(SS装甲擲弾兵学校)(SS-Junkerschule(SS-Panzergrenadierschule) Kienschlag) ボヘミア=モラヴィア(ベーメン=メーレン)(Böhmen - Mähren) 工兵 フラディシュコSS工兵学校(SS-Pionierschule Hradischko) ボヘミア=モラヴィア 通信兵 シュテルツィンク=ヴィピテーノSS通信学校(SS-Nachrichtenschule Sterzing-Vipiteno) 南チロル・ヴィピテーノ(de:Sterzing / it:Vipiteno) 整備兵 ベルリン(Berlin) 医療スタッフ(衛生兵、その他) シュテッティン(Stettin) 通訳 オラニエンブルクSS通訳学校(SS-Dolmetscherschule Oranienburg) ベルリン近郊オラニエンブルク(Oranienburg) 中隊書記 ブレスラウ(Breslau) 突撃砲中隊と戦車猟兵 ヤノヴィッツ(Janowitz) ボヘミア=モラヴィア 歩兵砲中隊の人員 ブレスラウ=リサ(Breslau-Lissa) 砲兵将校 ベネシャウSS砲兵学校(SS-Artillerieschule Beneschau) ボヘミア=モラヴィア 砲兵 ヨゼフシュタット(Josefstadt) ボヘミア=モラヴィア 馬車の御者 ゲッティンゲンSS騎兵学校(SS-Kavallerieschule Göttingen) ゲッティンゲン(Göttingen) なお、「シャルルマーニュ」旅団の武装擲弾兵(歩兵)はヴィルトフレッケン演習場に残って訓練を続けた。
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