α‐カロテン
α-カロテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/14 20:16 UTC 版)
α-カロテン | |
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β,ε-カロテン |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 7488-99-5 |
PubChem | 4369188 |
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特性 | |
化学式 | C40H56 |
モル質量 | 536.873 g/mol |
外観 | 紫色の結晶 |
融点 | 185.5℃(真空封管) |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
α-カロテン(α-Carotene)は、一方の末端がβ環でもう一方の末端がε環であるカロテンである。カロテンのうち、2番目に多く存在する。
生物内ではδ-カロテンから合成され、緑黄色野菜のみならず多くの植物にみられる。水にはほとんど溶けない脂溶性の物質で、純物質は紫色をしている。体内で酸化されレチノイドとなるが、βカロテンに比べると効力が低いとされている。
= +385°、極大吸収 (CHCl3) 485, 454 nm。
関連項目
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αカロテン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:45 UTC 版)
αカロテン(あるふぁ-、α-carotene)は化学式 C40H56、分子量 536.87 のカロテン。IUPAC命名法では β,ε-カロテンとなる。CAS登録番号は 7488-99-5。融点 185.5 ℃(真空封管)の濃紫色プリズム晶。 [ α ] 643 18 {\displaystyle {\rm {\left[\alpha \right]_{643}^{18}}}} =+385°、極大吸収 (CHCl3) 485, 454 nm。 生物内ではγカロテンによって作られ緑黄色野菜のみならず、多くの植物にみられる。水にはほとんど溶けない脂溶性の物質で、純物質は紫色をしている。体内で酸化されレチノイドとなるが、βカロテンに比べると効力が低いとされている。
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