し・ぬ【死ぬ】
読み方:しぬ
[動ナ五][文][ナ四・ナ変]《古くはナ行変格活用。室町時代ころからナ行四段活用が見られるようになり、江戸時代には二つの活用が並存。明治以降はナ行四段(五段)活用が一般的になったが、なお「死ぬる」「死ぬれ(ば)」などナ行変格活用が用いられることもある》
1 命がなくなる。息が絶える。また、自ら命を断つ。「交通事故で—・ぬ」「世をはかなんで—・ぬ」「—・ぬか生きるかの大問題」「—・ぬほどの苦しみ」「—・んでも言えない」⇔生きる。
2 そのもの本来の力や働きが果たされなかったり、うまく利用されなかったりする状態になる。活用されなくなる。「—・んだ金」
3 そのものがもっている生命感や価値がなくなる。生き生きしたところが失われる。生気がなくなる。「陳列する場所を誤るとせっかくの絵も—・んでしまう」「目が—・んでいる」
4 動きなどがなくなる。やむ。「風が—・ぬ」
[可能] しねる
[補説] 「死ぬ」の語尾は、完了の助動詞「ぬ」と同じなので、死んでしまうというのが原義。したがって平安時代までは助動詞「ぬ」は「死ぬ」に付くことがなかった。
死
死ぬ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:11 UTC 版)
駒がどこに動かしても、また放置しても取られてしまう状態になること。ただし普通歩と玉については言わない(玉の場合は「詰む」という)。
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