万々

デジタル大辞泉

ばん‐ばん【万万】

読み方：ばんばん

［形動］［文］［ナリ］

１ そうしたい気持ちは十分にあるが、そうできない事情があるさま。やまやま。「お目にかかりたいのは—ですが」

２ 程度がはなはだしいさま。

「君の友情は恋情の深きに勝る—なるを知れり」〈織田訳・花柳春話〉

［副］

１ 十分に。よくよく。「—承知している」

２ （あとに打消しの語を伴って）万が一にも。決して。「失敗することは—あるまい」

まん‐まん【万万】

読み方：まんまん

［副］

１ 種々さまざま。いろいろ。

「たとひ—の事あるとも」〈幸若・和田酒盛〉

２ すべて。いっさい。

「—千世めが悪いになされませ」〈浄・宵庚申〉

地名辞典

万々

読み方：ママ（ｍａｍａ）

所在 高知県高知市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

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萬々（まんまん）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/01/04 09:31 UTC 版)

「まんゆうき 〜ばばあとあわれなげぼくたち〜」の記事における「萬々（まんまん）」の解説

ポコチンを思わせる山「萬々山」のサオに住む仙人。十数メートルの巨体を持つ老婆。かつて妖怪退治で鳴らした女英雄だったらしいが、妖怪（時として人間も）を食い殺す様は妖怪よりも妖怪らしい。性格は単純短気で怠け者。近隣住民の相談なども受けているようだが、対応はいい加減である。娘々の活躍や苦難を知ろうともせず扱き使う。狭量なところもあり、娘々に「はっきり言ってバケモン」と陰口を叩かれた際、かつてない程の怒りを見せていた。

萬々（まんまん）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/12/21 01:27 UTC 版)

「珍遊記2」の記事における「萬々（まんまん）」の解説

『まんゆうき』に登場した山に住む老婆仙人。かつて妖怪コレクターとして鳴らし、地上の妖怪を絶滅に追いやった。容姿を気にしているのか、しばしばダイエットや若返りに興味を示す。自ら描いた妖怪図鑑を漫画として出版し、印税生活を目論むが、漫画の概念を誤解している。作中にて、海中で目をサーチライトのように光らせたり、屁をジェット噴射の様に使って海中を爆進、更には不意討ちで背後から襲い掛かった乙姫を擦り抜けるなどといった能力を初披露している。後に玄じょうの師匠である玄々の元カノであったことが判明。娘々により自身の妖怪帳の刊行に成功するものの妖怪がいないので重版されず激昂し、萬々山の鎮宝庫を破壊して妖怪達を解放したため、世界は再び妖怪が繁殖し妖怪帳がバカ売れして億万長者になる。

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「 万々」の例文・使い方・用例・文例

• そんな事は万々あるまい.
• 世継が生まれて万々歳である.
• 事業の困難なことは万々承知です
• 万々その理無し
• 事業の困難なことは万々承知しております
• そんなことは万々あるまい
• 君が失敗するようなことは万々あるまい
• そうであることは万々間違いあるまいと思う
• それは万々一のことだ
• 聖寿万々歳
• これは万々確かだ