マネタリズムとは? わかりやすく解説

マネタリズム【monetarism】


マネタリスト

( マネタリズム から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 04:13 UTC 版)

マネタリスト: monetarist)は、マクロ経済の変動において貨幣供給量(マネーサプライ)、および貨幣供給を行う中央銀行の役割など、経済のマネタリー(貨幣的)な側面を重視する経済学の一派およびその主張をする経済学者を指す。貨幣主義者または通貨主義者とも訳される。マネタリストの理論および主張の全体を貨幣主義あるいは通貨主義またはマネタリズム: monetarism)と呼ぶ。


  1. ^ "Inflation is always and everywhere a monetary phenomenon in the sense that it is and can be produced only by a more rapid increase in the quantity of money than in output." Milton Friedman, The Counter-Revolution in Monetary Theory (1970)
  2. ^ 加藤寛孝、『幻想のケインズ主義』、日本経済新聞社
  3. ^ "The Monetarist Counterrevolution: An Attempt to Clarify Some Issues in the History of Economic Thought," J. Bradford DeLong
  4. ^ クルーグマン『マクロ経済学』第三版p496
  5. ^ ミルトン・フリードマン、アンナ・シュワルツ 共著、『A Monetary History of the United States, 1867-1960,』。ここに一部抜粋されている。
  6. ^ a b Paul Krugman 『経済政策を売り歩く人々』、第一章 1980年における状況
  7. ^ Paul Krugman 『経済政策を売り歩く人々』、第七章 通貨、インフレ、失業。
  8. ^ THE REAL PROBLEM WAS NOMINAL, Scott SUMNER, Cato Institute


「マネタリスト」の続きの解説一覧

マネタリズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 06:15 UTC 版)

マクロ経済思想史」の記事における「マネタリズム」の解説

詳細は「マネタリスト」を参照 ミルトン・フリードマンは、ケインジアンマクロ経済学代わる学説発展させた。その学説最終的にマネタリズムと呼ばれる一般にマネタリズムは貨幣供給マクロ経済にとって重要であると考える。1950年代から1960年代にかけてマネタリズムが登場したとき、ケインジアン貨幣インフレ景気循環与え影響無視していた。マネタリズムはまさにその点について異議唱えた

※この「マネタリズム」の解説は、「マクロ経済思想史」の解説の一部です。
「マネタリズム」を含む「マクロ経済思想史」の記事については、「マクロ経済思想史」の概要を参照ください。

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マネタリズム

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 23:46 UTC 版)

語源

英語 monetarism

名詞

  1. マネーサプライ物価水準変化させるだけで実物経済には影響与えないとする現代版貨幣数量説唱える経済学理論通貨主義

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「 マネタリズム」の例文・使い方・用例・文例

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