(20826)_2000_UV13とは? わかりやすく解説

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(20826) 2000 UV13

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/15 21:02 UTC 版)

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(20826) 2000 UV13
分類 小惑星
軌道の種類 アポロ群[1][2]
地球近傍天体[1]
地球横断小惑星
火星横断小惑星
軌道要素と性質
元期:TDB 2456200.5 (2012年9月30.0日[1])
軌道長半径 (a) 2.4247040 AU[1]
近日点距離 (q) 0.891183 AU[1]
遠日点距離 (Q) 2.9582248 AU[1]
離心率 (e) 0.6324569[1]
公転周期 (P) 1379.0707 日[1]
(3.78 年[1])
平均軌道速度 0.26104536 度/日[1]
軌道傾斜角 (i) 031.8659 度[1]
近日点引数 (ω) 198.6030 度[1]
昇交点黄経 (Ω) 347.3618 度[1]
平均近点角 (M) 023.6038 度[1]
前回近日点通過 JED 2456110.080[1]
(2012年6月1日[1])
物理的性質
直径 5 - 12 km[2][3]
自転周期 12 時間[1]
スペクトル分類 Sq[1]
絶対等級 (H) 13.5[1]
発見
発見日 2000年10月21日[1]
発見者 美星スペースガードセンター[2]
別名称
別名称
2000 UV13
2000 UV13[1]
Template (ノート 解説) ■Project

(20826) 2000 UV13とは、アポロ群に属する地球近傍天体の1つである。

物理的性質

2000 UV13は、2000年10月21日美星スペースガードセンターによって発見された。絶対等級は13.5であり、推定される直径は5kmから12kmである。これは、地球の公転軌道をまたぐ小惑星としてはシシュフォスに次いで2番目に大きなものである[4][5]

2000 UV13は、白亜紀末の約6550万年前に地球に衝突し、恐竜を含む多くの生物を絶滅させた大量絶滅の原因である、チクシュルーブ・クレーターを作り出した小惑星と同程度の大きさである。当時、地球の軌道をまたぐ小惑星は、直径が5kmを超えるものは全て発見されていると言われていたが、2000 UV13の発見によって、同程度のサイズを持つ未発見小惑星がまだ存在する可能性が示された。

スペクトル分類はSq型小惑星、自転周期は12時間である。

軌道の性質

2000 UV13軌道長半径は2.42AUと、およそ小惑星帯に位置するが、離心率が0.633と大きいため、地球と火星の公転軌道をまたぐ。特に地球に対しては、潜在的に地球と衝突する可能性をもつ小惑星 (PHA) ではないが、それに近い軌道を持つ。2000 UV13は、軌道計算により1050万km(0.07AU)まで接近する可能性があるが、近年で最も接近するのは2182年3月7日の1830万km(0.1221AU)である。

木星には、2164年11月6日に1億8000万km (1.2051AU) まで接近する。

関連項目

出典

[ヘルプ]
前の小惑星:
(20825) 2000 UN11
小惑星
(20826) 2000 UV13
次の小惑星:
(20827) 2000 UY25

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