電気二重層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/27 23:42 UTC 版)
仕事関数の違いや帯電の影響によって、2つの異なる物質が接する界面には、一般的にある程度の電位差が生じる。このため、どちらかの物質中で荷電粒子が移動可能であれば、界面には必ず電気二重層が形成される。具体的には、電気分解を行う際の電解液と電極の界面、コロイド粒子と分散媒の界面、半導体のpn接合面などについて考えられることが多い。
電気二重層は、微小なスケールでの物質の運動に大きな影響を与えるため、ほとんどの電気化学現象のほか、コロイドの安定性や、Micro-TASでの流体力学などを考える際に重要となる。
電極と電解液の界面
電解液に電極から電位が印加されると、電場によって電解液中のイオンが移動し、陽極にはアニオンが、陰極にはカチオンが集まり、最終的に電極との界面に整列する。この状態は誘電体に外部電位を与えた状態にも似ており、静電容量を持つことから、一定の電荷が充電されることになる。この現象は電気二重層コンデンサ(キャパシタ)に利用されている。
電気二重層は、電極近傍でのイオンの挙動に大きな影響を与えるため、電気化学などの分野では重要な意味を持つ。電気二重層の物理的なモデルとしては、ヘルムホルツのモデル、グイ・チャップマンのモデル、シュテルンのモデルなどが知られる。
関連項目
- 1 電気二重層とは
- 2 電気二重層の概要
電気二重層と同じ種類の言葉
電気二重層に関係した商品
- 太陽電池 ソーラーモジュールSolar Module A02E(電気二重層コンデンサー充電用)セキスイオンラインショップ
- 【送料無料】2次電池・電気二重層キャパシタ産業総覧(2013)楽天ブックス
- [デイトナ] V-プロテクター 電気二重層コンデンサ 12Vバッテリー専用 V-Protector / 70823SEED DIRECT 楽天ショップ
- 電気二重層のページへのリンク








