日本広告審査機構 告知CM

日本広告審査機構

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/30 20:55 UTC 版)

告知CM

JAROの告知CMは、ACジャパン放送倫理・番組向上機構(BPO)同様、CMのスポンサー企業が広告を自粛した際やCM枠が余った際に代わりに放送されることが多く、震災天皇崩御テロの際や深夜・早朝で(主に1日の番組編成が切り替わる時間帯や放送休止時間前の時間帯。局によっては昼間や夜間でも)頻繁にCMを目にすることがある(主に日本民間放送連盟加盟のテレビ・ラジオ放送局)。また、JAROのホームページからも現在放送中の15秒版と30秒版のテレビCM動画の視聴と、20秒版と40秒版のラジオCMの聴取、さらに現在掲載中の新聞・雑誌、バナー広告も閲覧することができる。

ACジャパンやBPOのCMはNHKでも放送されることがある(ただし、ACジャパンのCMではNHKの表記に差し替え)が、JAROのCMはNHKにおいて民間の広告放送を一切行っていないため、放送されていない。また、コミュニティ放送でもほとんどの局では放送されていない。

事務局

本部・東京事務局
大阪事務局

過去に設置されていた事務局

札幌事務局(北海道広告業協会内)
名古屋事務局(愛知広告協会内)

歴代CMキャラクター

現在

  • 嘘つきな黒ウサギの「ウソぴょん」、大げさな鯛の「コダイ」、紛らわしい鷲の「まぎらワシ」(2017年6月 - )

「広告ダメダメ3匹」と呼ばれる3匹の着ぐるみがコミカルに踊る内容のアニメCM。なお当機構のサイトがリニューアルした[5]ことに伴い、JAROのキャラクターとして当機構のサイトや新聞広告・ポスターでもこの3匹が登場する。 2017年6月から2021年5月まではアニメCMであったが、2021年6月以降はクレイアニメを使った新作に更新された。

音楽:樋口太陽、3匹の声:小田久史前野智昭西村知道、ナレーション:相田さやか、コマ撮りアニメーション総監修:伊藤有壱

以前

  • 森田公一とトップギャラン(「保安官編」歌のみ、1977年 - 1978年)
  • 槙大輔(「電話編」ナレーションのみ、1978年 - 1979年)
  • 富田耕生(「森の動物たち編」ナレーションのみ、1982年)
  • 中村正(「ヒモ編」ナレーションのみ、1983年)
  • 藤本房子(「小鳥の歌編」歌のみ、1984年、「白雪姫編」歌のみ、1985年 - 1987年)
  • 潘恵子(「白雪姫編」ナレーションのみ、1985年 - 1987年)
  • 熊倉一雄(「握手編」ナレーションのみ、1988年 - 1989年)
  • 小林由美恵, ピアニカ前田(「JAROの唄編」、1992年 - 1993年)
  • 北野大(1995年)
  • 大林宣彦(1995年)
  • 大宅映子(1996年)
  • C・W・ニコル(1996年)
  • 上沼恵美子(1997年)
  • 大沢啓二(1997年)
  • 窪田等(ナレーションのみ、1995年 - 1997年)
  • 岸田今日子(1998年)
  • 篠原勝之(1998年)
  • TARAKO(「道標編」ナレーションのみ、2000年)
  • 神木隆之介(「そんな広告アリ?さんズ編」ナレーションのみ、2003年 - 2005年10月)アリ3匹のアニメーションCMが流れていた。
  • 林家木久扇(旧名:林家木久蔵(初代)、2005年11月~2010年8月)[注 1]
  • 林家木久蔵(2代目。旧名:林家きくお、2007年9月~2010年8月)
  • 三猿(2010年9月~2012年8月)JAROのテレビCMでは初めて画角16:9のハイビジョン制作となった。
  • 藤岡弘、「自己紹介」編(2012年9月1日~2013年8月31日)、「電話」編(2013年9月1日~2015年8月31日)[注 2]
  • 一般の主婦・男子高校生・中年男性・中年女性など(2015年9月 - 2017年5月) - ミュージカル仕立てで、広告についての意見・苦情の相談をする内容。

※以前のCMには他にも、カバオットセイなどといった動物が登場していたもの(1995年「私はうそをつきません編」)も存在したほか、『白雪姫』などの人形劇CMも存在し、ユニークなCMでは「ぶつぶつ言わないで」の文言にもじって小さい仏像が登場したものや、オルゴールを回して電話番号を読み上げた曲が流れ、ねじを急いで多く回すと早口で曲が流れるというもの[注 3]も存在した。

脚注


注釈

  1. ^ 木久扇・2代目木久蔵親子が揃って出演するCMは、現在の名前を正式に襲名する2007年9月21日より前の同年9月1日から放送されているが、CMでは既に木久扇・木久蔵を名乗っていた。BPOのCMとは違い、若干バラエティー色のあるCMであり、初歩的な駄洒落を使う。親子が出演するテレビCMでは、「笑点」の大喜利でも度々見られる観客に先に答えを言ってしまうバージョンのCMもあった(木久扇が「JAROがしっかり・・・」と言って、ある観客の1人が「聞くジャロ。」と言い、親子がこけて観客の笑い声が響くというもの)。
  2. ^ 本作より、テレビCMでは受け付け電話番号が地上波・BS波を問わず全国共通で東京・大阪・名古屋・札幌の4地区で一括表記されている。それまでは受け付け電話番号が放送対象地域に合わせて表記していた(BS放送やJARO公式サイトでは東京・大阪で一括表記していた)。また、ラジオCMでは、これまで受付電話番号の告知も放送対象地域に合わせて制作していたものが「自己紹介」編では省略され、全国共通の内容となったが、2013年9月1日からの「電話」編では復活している。
  3. ^ 実際にはテープの早回しで、実際のオルゴールはたくさん回してもテンポが速くなるだけで、テープの早回しのような変化する音にはならない。

出典



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