年神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 14:50 UTC 版)
祀る神社
- 葛木御歳神社 (奈良県御所市、全国にある御歳神社・大歳神社の総本社)
- 下谷神社 (東京都台東区)
- 向日神社 (京都府向日市)
- 大歳神社 (京都府京都市西京区)
- 大歳御祖神社(静岡県静岡市葵区)
- 利神社(静岡県掛川市)
- 飛騨一宮水無神社(岐阜県高山市)
- 朝熊神社 (三重県伊勢市)
- 恐神神社 (福井県恐神町)
等全国に多数。また、特に西日本では田の畔の祠などに大歳神社・大歳様として多く祀られている。
大和神社(おおやまとじんじゃ)右殿でも、中殿に日本大国魂大神、左殿に八千戈大神、右殿に御年大神を祀る。ただし、日本大国魂大神(倭大国魂神)以外の祭神については文献によって諸説あり、『神社要録』では左殿を須沼比神。『社家説』『元要記』では左殿を三輪大明神(大物主)・右殿を天照大神。『元要記一説』では右殿を稲倉魂神(ウカノミタマ)としている。
関連項目
- ^ 以下、古事記岩波文庫、第30版,1980年、54-55頁「大年神の神裔」より。
- ^ 上田正昭「神楽の命脈」(『日本の古典芸能』 第一巻「神楽」、平凡社、1968年)。国安洋「平安時代の「遊び」:「古今和歌集」をめぐって」『横浜国立大学人文紀要 第一類 哲学・社会科学』第35巻、横浜国立大学、1989年10月、129-140頁、ISSN 05135621、NAID 110005858371。
- ^ 西田長男「曽富理神:古事記の成立をめぐる疑惑」(PDF)『宗教研究』第39巻第1号、日本宗教学会、1965年6月、1-40頁、ISSN 03873293、NAID 40001721878。
- ^ 上田正昭「神楽の命脈」(『日本の古典芸能』 第一巻「神楽」、平凡社、1968年)。蘇志摩利参照。
- ^ a b 三井寺「いのりの原景」
- ^ 村上健司編著『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、240頁。ISBN 978-4-620-31428-0。
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