サヴォイア公国 歴史

サヴォイア公国

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/02 13:18 UTC 版)

歴史

1416年サヴォイア家サヴォイア伯アメデーオ8世が、神聖ローマ皇帝ジギスムントから公爵の位を与えられて成立した。

現在のイタリア北西部(現ヴァッレ・ダオスタ州ピエモンテ州)とフランス東部サヴォワ地方や現アルプ=マリティーム県ジュネーヴ(現スイス)も含んだ。首都はサヴォイア伯爵領の頃からシャンベリ(現フランス)であったが、1563年トリノに遷都された。

1718年に締結されたロンドン条約の結果、1720年サヴォイア公ヴィットーリオ・アメデーオ2世は、シチリア島シチリア王国)を手放す代わりに、ハプスブルク家の所領だったサルデーニャ島サルデーニャ王国[注釈 1])を獲得した。一方、サヴォイア公爵領もイタリア統一によりイタリア王国の一部となって解消されるまで存続した。

脚注

注釈

出典

関連項目


  1. ^ サルデーニャ島は、中世前期より長らく王国として存続してきたが、その王位はつねに皇帝の兼ねるところであり、このときは皇帝の位を世襲するハプスブルク家の所領となっていた。


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