處とは? わかりやすく解説

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か【処】

読み方:か

語素「が」とも》名詞または動詞連用形付いて、場所の意を表す。「奥—」「山—(やまが)」「すみ—」「隠れ—(かくれが)」


く【処/所】

読み方:く

語素名詞、または、それに準じるもの、動詞連用形付いて、場所の意を表す。「いず—」「こもり—」

[補説] 「すみか」の「か」、「どこ」の「こ」と同語源と考えられる


こ【処】

読み方:こ

語素名詞・代名詞の下に付いて、場所の意を表す。「こ—」「そ—」「いず—」


しょ【処〔處〕】

読み方:しょ

[音]ショ(漢) [訓]おる おく ところ

学習漢字6年

ある場所に身をおく。おる。「処世

世の中出ないで家にいる。「処士処女出処

物事しかるべく取りさばく。「処刑処断処置処罰処分処方・処理/善処対処

ところ。場所。「処処死処随処

名のり]おき・さだむ・すみ・ふさ・やす

難読在り処(か)・何処(いずこ)・何処(どこ)・彼処(かしこ)・彼処(あそこ)・此処(ここ)・住み処(か)・止め処(ど)


と【所/処】

読み方:と

語素《「ど」とも》他の語付いて、場所の意を表す。「隈(くま)—」「臥し—(ふしど)」


ところ【所/処】

読み方:ところ

【一】[名]

空間的な場所。人や物が存在する場所。

住んでいる場所住所住居。「お—とお名前教えてください

㋑その地域地方。「—の人に尋ねる」

連体修飾語によって限定される場所。「県庁のある—」

抽象的な場所。場面範囲多く連体修飾語によって限定される場所や部分をいう。

㋐ふさわしい地位立場。「職場で—を得る」

その人所属している組織集団。「知り合いの—に発注する

部分箇所。点。「悪い—を直す」「粋な—のある人だ」

場面局面。「今の—おとなしい」「今日の—は許してやろう」

㋔ちょうどその所。場合。際。おり。「さっき着いた—だ」

事柄内容。こと。「思う—あって辞任する」「自分信じる—を貫く」

範囲程度。「調べた—では、そんな事実はない」「歩いて30分といった—かな」

㋗(数量を表す語に格助詞「が」付いた形を受けてだいたいの程度を表す。「10分が—遅れた」「1万円が—借りている」

(「どころ」の形で)

名詞付いて、それが名産となっている地域を表す。「米—」「—」

動詞連用形付いて、その動作行われる場所や部分、またその対象となる部分をいう。「うわさの出—」「つかみ—のない人」

動詞連用形付いて、その動作をするのによい場所や部分、そうすべき場所や部分をいう。「ごみの捨て—」「見—のある新人」「心のより—」

名詞形容詞・形容動詞語幹付いて、それにあてはまる人々の意を表す。「中堅—が脇を固める」「きれい—を集める」

㋐《漢文の、受身を表す「所」の訓読から。「…ところとなる」の形で》前に置かれ語句が示す行為対象であることを表す。「世人称賛するとなった

㋑《西洋語関係代名詞翻訳から、格助詞「の」を介して体言またはそれに準じるものを修飾して連体修飾語役割をする。多く翻訳調の文章用いられる。「世に知られている—の画家」「かつて訪れた—の屋敷

(「…したところ」の形で接続助詞的に用いて上述した内容条件として文を続ける。順接にも逆接にも用いる。「訪ねた—、不在だった」「依頼した—、断られた」

蔵人所(くろうどどころ)」「武者所(むしゃどころ)」などの略。

【二】接尾助数詞

場所や箇所などを数えるのに用いる。「傷口を三—も縫った

貴人人数数えるのに用いる。

女御子たちふた—この御腹におはしませど」〈源・桐壺

[下接句] 帰する所此処(ここ)の所・十指の指す所十目(じゅうもく)の視(み)る所十手(じっしゅ)の指す所・早い所日没する処(ところ)


どころ【所/処】

読み方:どころ

「ところ(所)【一】3」に同じ。「お茶—」「つかみ—」


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 02:44 UTC 版)

仏教用語(しょ、: āyatana [アーヤタナ])は、感覚器、感覚媒体、感覚範囲を意味する[1]。仏教では、6つの内部感覚器六根(ろっこん)[2]と、6つの外部感覚器六境(ろっきょう)[3]に分類される。


  1. ^ "Sense base" is used for instance by Bodhi (2000b) and Soma (1999). "Sense-media" is used by Thanissaro (e.g., cf. Thanissaro, 1998c). "Sense sphere" is used for instance by VRI (1996) and suggested by Rhys Davids & Stede (1921–5), p. 105, whose third definition for
  2. ^ Pine 2004, p. 102
  3. ^ Pine 2004, p. 103
  4. ^ a b c パーリ仏典, 中部, 148六六経, Sri Lanka Tripitaka Project
  5. ^ a b c d e 櫻部・上山 2006, p. 60.
  6. ^ a b 村上 2010, p. 233.
  7. ^ a b c d 岩波仏教辞典 1989, p. 851.
  8. ^ a b c d e f g 櫻部・上山 2006, p. 仏教基本語彙(1)-(10).
  9. ^ サンスクリット原文で 『般若心経(大本)』を読む”. 東京経済大学. 2024年2月10日閲覧。
  10. ^ Hamilton (2001), p. 53, writes: "... six senses, including one relating to non-sensory mental activity, are recognized in Buddhism and other Indian schools of thought...."
  11. ^ See also Pine 2004, p. 101. Red Pine argues that this scheme probably predates Buddhism, because it has ten external members (ear, sound, nose, odor, tongue, taste, body, touch) corresponding to the single external skandha (form), and only two internal members (mind and thought) corresponding to the four internal skandhas.
  12. ^ See, for instance, Bodhi (2000a), p. 288.
  13. ^ Bodhi (2005b), starting at time 50:00. Bodhi (2005b) references, for instance, Majjhima Nikaya Sutta No. 149
  14. ^ 岩波仏教時点 1989, p. 851.



出典:『Wiktionary』 (2020/03/25 02:12 UTC 版)

発音(?)

熟語


出典:『Wiktionary』 (2020/03/21 13:38 UTC 版)

発音(?)


熟語



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