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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- ば(アルファベット)
- ば(タイ文字)
- ば(数字)
- ば(記号)
- バラライカきく耳立てて雁帰る
- 薔薇を今切るか切らぬか切らずをく
- 薔薇を抱える両腕既に孤島
- 薔薇を剪る色に重さのありにけり
- バランスを以て肉あり受肉祭
- バラードはフジコ・へミング 鯉跳ねて
- バリカンに噛まれし記憶終戦忌
- バルカンに火渡りはあり夏の月
- バルト海閉ぢ込めてゐし黒葡萄
- バルハンは巨いなる耳鳥雲に
- 馬鈴薯の花遠き嶺の雪一縷
- バレンタインデー沖に線船が行く
- バロックに過ぎて日暮れの紋白蝶
- 晩鴉撒きちらす父なる杭ひとつ
- 晩夏一峰あまりに青し悼むかな
- 挽歌かな西瓜の中のがらんどう
- 晩夏かなわれら在日日本人
- 万華鏡へ秋思とぢこめ旅決意
- 晩夏光過去呼び戻すしみ一つ
- 晩夏光ナイフとなりて家を出づ
- 晩夏光バットの函に詩を誌す
- 晩夏光みな右側に降りるなり
- 晩夏なり真昼のユンボ・ガギグゲコ
- 晩夏晩年角川文庫蠅叩き
- 万株の菖蒲に抱かれ身を余す
- 晩学の先は読めねど夏の月
- 晩学の手擦れ辞書引く薄紅梅
- 晩学の行方 どこまで鰯雲
- 晩学や帰路ほのぼのと春の月
- 晩菊や整骨院の窓耿耿
- 万愚節金のなる木を植うるかな
- 万愚節記念写真の閉じたる眼
- 万愚節五十音順よくならぶ
- 万愚節昨夜のご飯解凍す
- 万愚節歯磨きチューブ畳みけり
- 万国旗伸びて神父の家に秋
- 万骨の一片として夏瘦せて
- 万骨のオラショに月や亡き城に
- 万骨を野晒にして今日の月
- ばんざいが漂っている麦の秋
- ばんざいで眠る嬰児竹の春
- 万歳に抵抗母の日なりけり
- 万歳の三河の国へ帰省かな
- 万歳はかたむいているひよどりばな
- 晩春がぽっかり空いてペンキ塗る
- 晩春二人乱反射する八郎潟
- 晩春の記憶の匂ひツベルクリン
- 晩春の饒舌封じ込め真黒石
- 晩春の迷子の記録水を買う
- 晩春の饅頭がふとはにかめる
- 晩春のみどりのつまる魚の腸
- 晩春のわれに遠縁の八郎潟
- 晩春や足裏に海豚の感じ
- 万障が鉢合わせして濃紫陽花
- 晩鐘にすこし遅れて蛍かな
- 晩鐘や雨雲走り雪になる
- 万象を鎮めて雪の音もなく
- 盤石の岩にも隙間蟻の列
- 盤石の裂け目を伝い盆の波
- 磐石を掴みて鷹の双びけり
- 磐石をぬく燈台や夏近し
- 万丈のうらぶれてをり萩の風
- 晩成の意地の一願初天神
- 晩生の大根蒔かねば日の暮れず
- 晩成の期待に遠く山眠る
- 晩節の扉はかるく石蕗の花
- 晩節や和紙の一枚眠りの場
- 晩節を貫く一志青嵐
- 晩節を笑ふが如く水母浮く
- 伴走のありて幾年初明り
- 伴走の時には代り去年今年
- 磐梯の夏かあっとあり師とありぬ
- 磐梯みのる厚い掌を寄せ田を重ね
- 番長のへちまは風に逆らへり
- 番長も俺も毛深きゆきのした
- 万蕾の梅や鎌倉波の音
- 晩祷の退屈に蟹が出て来たよ
- 番鳶くちばしを寄せ寒に入る
- 坂東太郎荒川次郎と土手蒼む
- 坂東の血が酢海鼠を嫌ふなり
- 萬難を排して余呉へ芹摘みに
- 番人へ菌絶える溝のなかからの声
- 晩年とはいかなる嘘や石の上
- 晩年についておもえば落霜紅
- 晩年のいつのまにやら蚊帳の外
- 晩年の思い始めは蠅叩
- 晩年の荷風の短篇芋の露
- 晩年の月日聳える青簾
- 晩年の旅は鈍色雪ぼたる
- 晩年の乳房を見たる大鴉
- 晩年の匂いすトマト畑黄花
- 晩年の日記余白の風花す
- 晩年の節々の錆麦の秋
- 晩年のぽっかりぬける夕化粧
- 晩年の茂吉がそこに翁草
- 晩年のやすらぎに居て秋暑し
- 晩年は桜ふぶきといふべかり
- 晩年はどのあたりなの曼珠沙華
- 晩年はまだ先のさきメロン切る
- 晩年へ一歩泰山木の花
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