亀山薫
亀山薫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:20 UTC 版)
初代相棒として亀山薫を演じる寺脇康文がpre season 第1話からseason7 第9話までの長きにわたり務めたが、設定上は組織に不要な人間を右京の下に就けて自ら辞めさせる様に仕向ける部署であった筈の特命係に8年にも渡って居続けているというリアリティの欠如や、亀山薫という人間のリアルを考えた時に「ずっとこのままでいい」とは思わないだろうという思いと、ドラマ上とは言え、薫と言う人間の人生を曖昧にしたくないと言う思いから、season7を以て薫を「卒業」させるという展開を迎えることになった。なお、こうした考えはseason4の時点で構想され、本作の撮影で約7か月間拘束されている寺脇の今後の俳優生活の将来を思った上での措置でもあったという。
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亀山薫(かめやま かおる)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:09 UTC 版)
「相棒の登場人物」の記事における「亀山薫(かめやま かおる)」の解説
演 - 寺脇康文(PS1〜S7-9 / S16-13〈回想〉 / S17-19〈回想〉) 年齢〈36〉 右京の初代相棒。歴代最長の在籍期間を持ち、長らく右京と共に数々の事件を解決に導いてきた。 経歴 新潟県立阿賀野東高等学校 → 城東大学法学部法学科 → 警視庁刑事部捜査第一課 → 警視庁特命係 → 警察庁長官官房付 → 警視庁交通部運転免許センター → 警視庁特命係 → 警視庁麹町東警察署刑事課強行犯係 → 警視庁特命係 → 退職 階級 巡査部長 人物 実家は新潟県 で造り酒屋を営み、父親は市議会議員も務めている。妻の美和子や浅倉禄郎は大学時代の同級生。新潟県立阿賀野東高等学校卒業後は野球でのスポーツ推薦で城東大学法学部法学科に進学し、大学卒業後は警視庁に入庁。所轄勤務を経て警視庁刑事部捜査第一課入りを果たすが、飲食店で遭遇した指名手配犯・阿部貴三郎を捕まえようとして逆に人質にされるという失態を犯し特命係に追いやられる(PS1)。 S1では一時的に警察庁長官官房付として警察庁に出向した他、S2では特命係復活までの間に警視庁の運転免許試験場、S3では所轄である麹町東署の刑事課捜査一係(強行犯係)に勤務した経歴を持つ。S5-最終話では懲戒免職処分に追い込まれるも地方公務員法を逆手に取った右京の策略 で免れている。大学時代からの交際相手である美和子と同棲しており、一度は美和子の浮気により破局に至ったが後に復縁して入籍している(S3〜4)。 歴代相棒の中では4代目相棒となる冠城亘が登場するまでは、右京を唯一「杉下さん」ではなく「右京さん」と呼んでいたが、第三者との会話では「杉下さん」と呼んだこともある(S6-17)。愛称は「亀ちゃん」。美和子からは「薫ちゃん」と呼ばれている。また、S2以降からは、伊丹からは「亀」と呼ばれるようにもなっている。 美和子と同棲しているマンションは「シティーハウス青山」201号室(S5-13) → 「シティハウス青山」301号室(S6-17)。 服装 フライトジャケット にトレーナー(季節によりTシャツ)、カーゴパンツの組み合わせがほとんど。査問委員会にもその格好で現れるが、場に応じてスーツを着る場合もある(PS1、S1-最終話、S2-3、S5-9など)。 性格 根が真っ直ぐな熱血漢で、「腰が重い割に口が軽い」と右京に評される楽天家。一人称は、プライベートでは「俺」。一度気に掛けた相手を放っておけないお人好しな性格や思慮の至らなさが災いしトラブルを引き寄せることもしばしばある。嘘を付くことが苦手で、ごまかそうとしても敬語で話してしまい簡単に見抜かれてしまう。 当初は捜査一課への復帰を目指し手柄に執着している様子を見せており、伊丹から「特命係の亀山」と呼ばれることを特に嫌っていたり、犯人逮捕だけに注目するあまり地道な捜査を疎かにする態度を見せて右京から叱責されていた(PS2等)。しかし月日が経つにつれ現状に満足するようになり、伊丹の嫌味も軽く受け流すようになるなど振る舞いにも余裕を見せていく。それに加えて、数々の事件を通じて右京の正義感に触れるうち次第に手柄に執着する事もなくなり、右京のように純粋に正義を貫く姿勢へと目覚めていった。 趣味・嗜好 元喫煙者 で、コーヒー好き。嫌いなものはヒジキ(S4-12)とあんパン。子供好きの一面を持ち、その扱いにも長けている。出会ってすぐの子供と意気投合して重要な証言を引き出すこともあった(S5-12等)。度々公園などでランニングをする事があり、その道中で事件に巻き込まれた事もある。 特技 スポーツ推薦を貰う程運動神経に優れている一方、頭を使うことがやや苦手。特に島根県の県庁所在地を松山市と間違える(S2-12)等一般常識や教養にやや疎い所がある(S3-14、S4-12、S5-5)。幼少期から好きだった昆虫に関する知識は右京以上で、自分と同じように「虫博士」と呼ばれていた米沢と意気投合した(S4-14)。また、人間関係を洞察する能力に優れており右京を度々感心させている(PS1、S3-9)。 味覚や嗅覚がかなり鋭く、専門知識に乏しいながらもワインの風味を的確に評価してワイン評論家を驚かせたり(S5-9)、キャビアの品質を見抜いたり(S5-17)している。事件の凶器発見に貢献(S2-3)するなどこの能力が事件解決に役立った事は多く、右京にも「君の舌は時に君自身よりも有能です」と評された。 勘も非常に鋭く、右京曰く「思い出したように出る神がかりに近いヤマカン」(S1-最終話)が事件の解決に大きく貢献した事もある。一方で、何かと事件に巻き込まれやすいトラブル招聘しょうへい体質でもあるために幾度となく犯人に人質にされるなど窮地に陥り、命の危機に瀕したこともあった(PS1、S4-8、S5-15など)。 右京との関係 当初、右京とは反りが合わずに彼の辛辣な発言に腹を立てることもあったが、後に右京の心情や思慮に触れる中で彼を徐々に認めていき、右京からも自身の行動や思慮を認められたことで彼の良き相棒となる。時に右京の強引さや策略に振り回されたり、右京の正義に戸惑うこともあったがその信頼は揺るがず、右京が捜査に際して法に触れても彼を信じ抜く意思を貫くようになっていった。自身の持っている警察官の仲間意識を、右京から「諸刃の剣」と評される(S7-7)こともあったが、時には自身の情や優しさに訴える行動から右京の意志に擦り合わせて柔軟な解決法を提案したり(S5-1)、事件の関係者の切実かつ悲痛な想いを汲み取り、その人物に対して真実を曲げて伝えるなどして頑なに真実を追及する右京の意思を和らげ(S5-8、S5-19)、右京に「君がいつも側にいてくれて助かります」とまで言われたこともある(S5-1)。 また、美和子との婚姻届を作成する際に右京に証人を頼んだり(S4-11)、プライベートでの美和子の料理パーティーに右京を招待する等(S5-13)、歴代相棒の中では最も右京との交友が深い。 サルウィンに奉仕活動へ NGOのスタッフだった友人が殺害された事件がきっかけとなり、その友人が活動していたサルウィンへ渡航(S7-2)。そこでの出会いを通じて、友人の遺志を継ぐとともに腐敗が蔓延しているサルウィンの子供達に正義の精神を教えることを決意する。国立微生物研究所での事件解決後、右京に別れを告げ警視庁を退職、美和子と共にサルウィンへ旅立った(S7-9) 。
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亀山 薫(かめやま かおる)
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